【夏の本特集】詩集、読んでますか? 木下 龍也 著 『つむじ風、ここにあります』

7月後半の「夏の本特集」ウィーク!

ついに7月ですね。もう少しで8月になろうとしていますね。
わたくし、ゆうゆうは生まれも育ちも北海道です。

都内では最高気温35度! とかいっているなか、
30度こえたら大パニックのザ・道民でございます。

みなさんは夏バテなどしていらっしゃらないでしょうか?

夏の本特集ということで、
ふだん自己啓発書やビジネス書が専門のわたし、
チョイスに大変まよったのですが……。

『これだ!』というもの、ありました。

詩集、読んでますか?

成人してから、意識的に詩集をひらくことって少なくなったような気がします。
自己啓発書やビジネス書はもともとすきで、
学ぶこともおおいので息をするように読みますが、

小説やエッセイ、そして詩集というものは、
時間とこころにたっぷりの余裕とすきまがあるときに、優雅に摂取するもの、というイメージ。

つねに何かに追われて生きているようなわたしが、
ゆったりと詩集をひらく、なんていうことはとても稀でした。

ゆうゆう
でも、出会ってしまったんです

木下龍也さんの詩集『つむじ風、ここにあります』。

このタイトルからもわかってもらえるように、
どの詩にもただよっている、ありあまる清涼感。

爽やかななかにもピリッとした毒があったり、
思いがけないあたたかさに心をつかまれたり。

毎日、暑いですよね。
言葉は乱暴ですが、生きるのもだんだん嫌になってくるような暑さじゃないですか。

たまには詩集でも読んで、冷やしたカルピスでも飲んで、ゆっくりしましょう。

詩集のたのしみ方

詩集は、最初から最後まで順番に読むのではなく、
パッと気になったところをひらいて読むのが個人的なたのしみ方。

ふと目にはいった言葉や一節がこころにささったりします。

今日は、その方法でピックアップした詩3篇をご紹介!

じっとしているのではない
全方位から押されてて動けないのだ

ぼうっとしているときの咄嗟の言い訳に使いたい一節ですね。

 

バラバラになった男は昨日まで
黄色い線の内側にいた

電車にのるときの『黄色い線の内側に~』というアナウンスを聞くたびに思い出します。

 

スヌーピーみたいな顔をしやがって
愛されたって知らないからな

こんなに愛あふれる捨て台詞がいままでにあったでしょうか。

 

 

このほかにも、ビビッドな詩がたくさんつまっています。
生きるのにつかれたら、ちょっとだけ立ち止まって詩集をひらいてみる。

だいじょうぶ、それはじっとしているのではなく、押されて動けないだけですから。

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    2年前に、月残業時間100時間超え超絶ブラック企業から脱出。 書くことを仕事にしたくて奮闘するアラサーです。30歳までに本を出すことが目標! 幼少期に読んだ『ズッコケ3人組』から読書にハマり、それ以来、わたしの友達は活字です。 年間300冊の読書量から、おすすめの本を厳選して紹介します。 好きなジャンル:自己啓発・ビジネス・エッセイ・小説  (ミステリー) 好きな作家:道尾秀介・辻村深月・有川浩・窪美澄・西加奈子・住野よる