あの「ミニマリストしぶのブログ」でおなじみ、しぶさんの初の著作が出版されました!
手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法あたかも以前から知っていたかのように書いている私。
実は #はあちゅうサロン というオンラインサロンにしぶさんが入会されたことで初めて知りました。
ミニマリストという存在・生き方自体は知っているつもりでいましたが、
このストイックさはヤバい。ヤバい通り越してまずい。
でもご本人はごく自然に暮らしていて幸せだとまで言っておられます。
しぶさん流のミニマリスト論がぎゅうぎゅうに詰まった1冊です。買ってよかった。

注目すべきミニマリスト論
ミニマリストってとにかく余分なものを持たないで生きている人のことでしょ?
と思っていた浅はかすぎる少し前の私。
同じように思っているあなたは今すぐその考えを改めてください。
たしかに余分なものを持たないで生活してはいるのですが、
ただただ減らしているわけではない。必要なものまで断腸の思いで捨てているわけではない。
確固たる価値観のもと、要るものと不要なものを選別しているんです。

その① 私服の制服化
『なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?』という本がありましたね。
アップル社共同設立者である、あのスティーブ・ジョブズ。お金なんて窓から撒いて捨てるほど持っているあのジョブズ。
私服を制服化してしまい、毎朝の「今日は何を着よう?」という選択そのものを生活から排除する。
この思考ほどミニマリストを表しているものはないと思えてきます。
「いろいろな格好をする楽しみ」よりも、「服を選ばないで済む快適さ」に圧倒的な魅力を感じている。
例にもれず、ミニマリストしぶさんもこのように公言し、
白黒を基調としたカットソー・スキニーパンツで日々過ごしているそうだ。
読んだ瞬間に私も取り入れました。
元々、季節を問わず洋服は全部で10着しか持っていないので、いま持っているもので十分。
女子特有の『あの人この前も同じ服だったわよね』という陰口がこわくて今までめちゃくちゃ無理してきましたけど、
ミニマリストだから! これ制服だから! って思ったら心から楽になりました。
女性には少々厳しいかもですが、やってみると晴れ晴れします。おすすめ。
その② 「1日1食」
私服の制服化はなんなく受け入れられた私ですが、
食べるために生まれてきたのでこれだけは何とも難しい……そう、「1日1食」生活!
3食にとらわれないと、体も心も楽になる
いや凄いよ。凄すぎるって。3食にとらわれないって、仙人だよ。もう仙人でしかない。悟ってる。
タモリさんやビートたけしさんなんかも1日1食生活らしい。確かにあの人たちもなんかもう悟ってる感ある。
(そういえばるってぃさんもブログで1日1食って言ってたような……
凄い人ってみんな1日1食生活なの?)
朝は水だけとかプロテインだけとかもうこれだけは真似できそうにない!
ミニマリスト凄すぎる!
実際にしぶさんがどんな食生活を送っていらっしゃるのか、気になる方はぜひ本書を読んでみてください。ストイックさにたまげます。本当に20代なの?
その③ 60万円以上は貯金しない
お金という概念そのものから自由になれたら人や世界って様変わりしますよねえ。
物々交換の時代に戻れたら、もっとのびのびと生きられたんだろうなとたまに思うこの世の中。
僕の貯金は、常に60万円ほど。
60万円の根拠は、「必要最小限かかる生活胃の1年分」である
まず貯金額を公にしていることに驚きだし、
1年間生きるのに60万円しかかからないライフコストの低さにもびっくりである。
何があっても1年分のセーフティネットがあるから安心だと思える。
以前までは自分への投資にお金を使っていたけれど、最近は他のひとへまわすことにしている、と綴っているしぶさん。
なんなの……すごすぎる……。
このミニマリストという生き方が正しく浸透すれば、日本どころか世界が平和になりますね。
衣食住は人間の生活の基盤。だからこそ、必要なものだけを見つめ直して不要なものはそぎ落とす。
シンプルイズベストといいますが、その真髄をみました。
まとめ
- 私服の制服化
- 1日1食
- 60万円以上は貯金しない
まだまだアッと驚くミニマリスト論が詰まっています!
気になる方はぜひ本書を手に取り、ぜひこのミニマリスト思考を少しでも生活に取り入れましょう。
ちなみにしぶさん、『MINIMALS』というブランドも立ち上げたようです。
ダンボール家具とか作ってくれるかな……どきどき。買います!