「SNSやってるけど、なかなか”いいね!”やフォロワーが増えない……」
「毎日がんばって投稿してるのに反応がない……」
そんな風におもっているあなたに、ぜひおすすめしたい本があります。
堀潤さんの『堀潤の伝える人になろう講座』です。

なぜあなたのSNSは注目されないのか?
TwitterやFacebook、インスタなどなど、今はありとあらゆるSNSが溢れていますよね。
余談ですけど、このあいだ知り合いの10代の子にmixiの話をしたら、最初から最後まで「わかんねえ」って顔をされました。mixi懐かしいですね。
私も主にTwitterをつかって日々情報発信していますが、
現在のフォロワー数は400人(2018/06/08現在)。
数か月前の私からしたら大躍進ですが、それでも少ない方です。
毎日せっせと投稿していても、反応が全くないときもあれば、
あまつさえフォロワーが減ることもある。何故なのか?
この本を読んでいて、いくつか改善点をみつけたのでシェアします。
- ターゲットが定まっていない
- そもそも何を伝えたいか軸がぶれている
- 「伝える」と「伝わる」はまったく別物
ひとつずつ詳しくみていきます。
ターゲットが定まっていない
そもそも、自分のもっている情報をどんな層に伝えたいか、が定まっていない人が多いです。
趣味で毎日のご飯のツイートをしているだけならそこまで考えなくてもいいですが、
個人の発信力を高めたい! という人がターゲットを定めず、ただつらつらと投稿しているだけでは誰にも刺さりません。
”誰”に”何”を伝えたいか。これめちゃくちゃ重要ですね。いわゆるペルソナってやつです。
たとえば私のツイッターであれば、
固定ツイートに『年間読書量300冊から紹介する珠玉の1冊』とデカデカと書いてます。
世界中には年間に300くらい本を読む人なんて結構いるもんですけど、
それでも決して多数派ではないんですよね。ここで差別化できてます。
本が好きな人も、そうではない人も、
「300冊から選ばれた本なら読んでハズレはなさそうだ」と思ってツイートを見てくれる。
(あわよくば『わたしの本棚』にも飛んでくれる)
本読むのってめんどうじゃないですか。
何を読んだらいいかわからないという理由で読書から遠のく人が多すぎるので、
「とりあえずこれ読んどけ」って本だけツイートしています。
私の想定しているペルソナは”本読みたいけど何読んだらいいかわからない人”です。
そもそも何を伝えたいか軸がぶれている
これも多いパターンですよね。
私の場合でいうと、『珠玉の1冊を紹介』ってあるのにまったく本のこと触れてない、みたいな。
(最近そうなりつつある! 自戒を込めて書いています)
うまくイメージがわかない場合は、「私が見たい未来ってどんなもの?」と考えることから始めてみるのもいいでしょう
ターゲットをきっちり定めたら、あとは発信内容をしっかり固める。
堀さんはこの本のなかで、「自分の見たい未来を想像してごらん」と言っています。
見たい未来。こうなってほしい、という希望。なりたい理想の自分像。
一朝一夕でパッと思いつく種類のものではありませんが、最初はハッタリでもなんでもいいです。とりあえず決めちゃいましょう。世界平和でも差別のない社会でも、本当になんでもいいんですよ。言っちゃえばあとからついてくるんです。
私だと、『好きなこと発信してやりたいことやって生きていこうぜ』っていう価値観がもっと受け入れられるような社会にしたい。そんな感じですかね。
「伝える」と「伝わる」は全く別物
自分が「面白い!」とおもって発信しても反応がゼロだったり、
反対に、これは微妙かもと思ったものが案外に評判がよかったりします。
「伝える」と「伝わる」はほんとうに別物です。いかに伝えたいように伝えるか。発信している人たち共通の悩みです。
昔合コンでたまたま会った「休みの日って何してるの?え、読書?本って移動時間やスキマ時間にさくっと読むものじゃないの?わざわざ休みの日に何してんの?じゃあいつ遊んでんの??????」って言ってきた男何してるかなあ。骨折してたらいいのに
— ゆうゆう@トラベル書評ブロガー (@yuu_uu_) 2018年6月5日
このツイートなんかは、特にウケを狙ったわけでもなく、ふと過去のことを思いだして急に湧き出てきたイライラをちょっとしたネタに落とし込んだだけですけど、意外と好評でした。
「しね」と言ってしまうと後腐れが残るので、「骨折」くらいがおすすめです!
バズを狙っても、狙って取れるんだったら苦労しないですしね。
有名なインフルエンサーさんでも、なんでこのツイートや記事がバズったのかわからない、と発言されていること結構あります。
黙っていてはダメだ、自分たちで発信しなくては世の中は変わらない
何が当たるかわからない、どんなことで信頼をなくすかわからない。
現実世界と一緒で、SNSも取り扱いを間違えてしまうとエラいことになる場合もありますが、
やらないと何も変わりません。
伝えたいことがあるなら、正しい伝え方を知って発信していきましょう。