言葉は更新し続けるもの―はあちゅう 著『言葉を使いこなして人生を変える』

よく言われていることですけれど、
言霊」ってほんとうにあるな、ってつくづく思います。

むかし働いていた職場に、ものすごく気の合わない先輩がいて、
私はことあるごとにその人の「こういうところが気に入らない」っていう部分を家族や友人にはなしていたんですよね。

そうしたら、言ったそばから地味にいやなことが降りかかるようになったんです。
ささいなことでお客様からクレームがきたり、「なんで今!?」っていうタイミングで急な仕事がはいって友人とのご飯をキャンセルせざるを得なくなったり。

これは言霊だ……わるい言葉をつかっていると自分に悪いことが起こるんだ! と感じた私は、それ以来、その先輩に対する陰口はやめました。発する言葉をポジティブなものに全変換するよう、努力と修行をかさねること数年間……。

そんなとき、はあちゅうさんの『言葉を使いこなして人生を変える』を手に取りました。
読んでみて確信しました。
やっぱり、人生を変えるには行動を変えることも大切。
だけれどやっぱり、”言葉”を変えることがなによりも大切だと。

 

自分のなかの選択肢を増やす

 

アクティブワード」という言葉を知っていますか?
これもはあちゅうさんの書籍から覚えた言葉なのですが、自分で文章を書くときに、辞書を調べたりなどしなくても自然と出てくるワードのことです。語彙力、ということですね。

これを増やしていくことで、自分のなかに様々な考え方や意見・思考・選択肢が増えていく。

言葉を増やすということは、考え方が増えるということ

 

自分の内側から出てくる言葉って、そのまま自分自身を表しているなって感じました
何をはなしても同じような言葉しか使えない人は、なんだか底が知れているように思えてしまうし、反対に、多様な言葉を駆使してわかりやすく語れる人には深い人間力を感じる。
言葉=人格そのもの。

だからこそ、言葉を使いこなすことがそのまま人生の変革につながる。

何気ない言葉が人生をつくる

 

ポジティブワード:ネガティブワードのバランス

過度なポジティブは精神を疲弊させる、という持論があります。
ある種の自己啓発書には「自分につねにプラスの言葉を語りかけよう」という観点で、ありがとう・だいすき・最高だよ・やればできるじゃん、その他etc……様々なポジティブワードで自分を満たせ、と書いてある。

それでもこれ、やりすぎると心が疲れちゃうんですよね。
たまにはグデッと自虐的になってもいいじゃないか……と思う派です。

ポジティブワード:ネガティブワードのバランスをつねに意識して、
自分に嫌な言葉かけすぎてるな~と思ったら、すこし労わってあげればいい。
反対に持ち上げすぎていたら、ちょっと冷静になって現実を見せてあげればいい。

ここまで自分のことを面倒みてあげられるのは自分という存在しかいないので、
バランス感覚を大事にしていきたい、とあらためて思った次第です。

心の中で思い浮かべている言葉は自分への魔法だ

魔法、かけつづけていきたい。

 

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2年前に、月残業時間100時間超え超絶ブラック企業から脱出。 書くことを仕事にしたくて奮闘するアラサーです。30歳までに本を出すことが目標! 幼少期に読んだ『ズッコケ3人組』から読書にハマり、それ以来、わたしの友達は活字です。 年間300冊の読書量から、おすすめの本を厳選して紹介します。 好きなジャンル:自己啓発・ビジネス・エッセイ・小説  (ミステリー) 好きな作家:道尾秀介・辻村深月・有川浩・窪美澄・西加奈子・住野よる