この記事はお酒を題材にした本を取り上げています。
①20歳以上のお酒が好きな方
②飲み会が自粛されているので、家飲みをしようとしている方(そして翌日に支障をきたさないよう、自制ができる方)
③お酒は飲めないけど、雰囲気だけでも酔いたい方 におススメします。
こんにちは、Yurika(@bookshelf_yt07)です。
出会いと別れの3月になりましたね。と言いたいところですが、
今年は予想しなかった新型コロナウイルス感染拡大で、行動制限されている方が多いと思います。
自宅で過ごす時間も増えたのではないでしょうか。
こんな時は読書をもおススメしますが、今回は読書+αを紹介します。
それは、ひとり飲みをするOLを描いた五十嵐雄策『ひとり飲みの女神様』。
酒場、屋台、バー、そして、自宅で楽しめる家飲みなど、様々なお酒の飲み方が描かれています。
あらすじ
川本月子。都内中堅商社に勤める独身OL、28歳。
普通の女子と異なるのは、お酒、特にひとり飲みが大好きなこと。
これは、そんな吞兵衛女子が語るお酒やおつまみの話である。
月子がひとり飲みをする理由
(ひとり飲みは)だれかと語り合うでもなく、仕事のためでもなく、ただ目の前にあるお酒とつまみを楽しみ、自分の内面を見つめて、そして省みる。
語り合う相手は―自分自身。
お酒は時に優しく、時に厳しく、様々なことを問いかけてくる。
それはキラキラと光り輝くような時間であり、人生においてかけがえのない大切なものだ。
会社の同僚や友人と飲むのも楽しいですが、
一人だと、誰にも邪魔されず、自分のペースで飲むことができます。
自分のペースで飲むからこそ、自分自身と語りあい、内面と向き合えるのかもしれませんね。
月子もうれしい時でも、同僚とケンカして落ち込んでいるときでも、内面を見つめるために、ひとり飲みをしています。
自宅でできる家飲みとは?
月子は酒場に行くのはもちろんですが、家飲みの極意も教えてくれます。
・時間や周りの目を気にしなくて済む!
・(お料理好きな人は必見!)おつまみを自分で作ることができる!
・外で飲むよりリーズナブル!
現在のように、外に出られない状況でも、楽しめそうですね!
おつまみ→だし巻き玉子、ポテトサラダ、子持ちシシャモ、イカの塩辛、馬肉、カプレーゼ
お酒→ビール、日本酒(新政)、焼酎(『百年の孤独』)、ワイン
を飲んで食べています。
こう書いているだけでも、酔いそうですし、お腹いっぱいになりそうですね。
月子は独身なので一人で家飲みをしていますが、家族や友人、恋人と一緒に楽しむのも、楽しそうですね。
(ただし、家飲みをすると、自分で全て片付けなきゃいけないません。散らかすと大変なことになるので、注意してください!)
まとめ
外出が難しい現在、自宅で楽しめることの1つとして、家飲みを紹介しました。
あくまでも、お酒なので程々に楽しむことをオススメします。
今回は家飲みにフォーカスしましたが、月子は様々な酒場に顔を出しています。(まるで小説版吉田類の酒場放浪記。月子は女性だから、小説版おんな酒場放浪記かな。)
外出出来るようになったら、酒場へシフトするのもいいですね。
また、続編にあたる『ひとり飲みの女神様 2杯目』でも、家飲みの続き(手作りビール造り)や日本酒風呂も紹介されているので、こちらも併せて読んでみて下さい。
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