悩みを解決!林 真理子 著 『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』

このピンクのスーツの女性、中島ハルコは、最強にして最高のオバハンであるー。

こんにちは、tsuki(@tsuki1188です。

52歳、バツ2、代表取締役社長のハルコさんが大人の悩みをバッサリ解決する『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』を紹介します。
※フィクションです。

この人、遠慮がなくて、自信家で、どんな相手にも物怖じしません。
数多くの社長たちからマドンナ的扱いを受け、きつい性格なのになぜか気に入られる不思議な存在です。

フードライターの菊池いづみは、傷心で訪れたパリでハルコさんに出会います。

それからいづみは、不倫、縁談、愛人問題、子育て問題、退職後の夫問題などなど、ハルコさんが悩み相談をされる場面に次々と遭遇していきます。

よく小説で、主人公を成功に導く年長者が出てきますよね。ハルコさんも悩みを解決してくれるキャラクターですが、普通とはちょっと違います。

物言いはズバッと辛辣で、ものごとの本質を捉えていてリアルです。
相談者の中にはあまり救われず気の毒な人もいますが、今後の人生において学べることがいろいろありました。

名言:仕事面白くない。どっかにいい男いないかしらって言ってる女が最低なのよ。

 

早速厳しい!でもこれは納得してしまいました。男女関係なく、仕事でも趣味でも、何か夢中になれることを持つ人は魅力的です。
(私も追いかけたい派なので、恋愛の他にも頑張れるものがある人が好きです)

不思議なことに、望み過ぎるとかえって手に入らないことも多かったように思います。恋愛がうまくいかない時はそこから離れて、仕事や趣味といった自分の世界にのめり込んで見る。今までやらなかったことをやってみる。

中途半端な女には男は寄ってこないもの。私がね、どうして昔から男の人が寄ってくるか、どうして皆、私と結婚したがるかっていうとね、私はいつも仕事に夢中だったからよ。

 

名言:人なんかその時々でいい加減なこと言うのよ。だから人の忠告なんか本気でとることないのよ。

 

私は人に言われた言葉を気にしすぎてしまいます。だからこの言葉はグサリときました。
確かに意見はその時の環境に左右されたりもするし…。
本当に正しい答えなんて誰にもわからないんですよね。

もちろん経験や歴史から学べることは多いですが、周りの人の言葉にぐらつきすぎるのは避けたい、もっと自分の軸を持ちたいです。
自分の行動には自分で責任を取らなければ、と反省します。

 

名言:人はだれだって人生のオトシマエをつけなきゃいけない時がくるのよ。私みたいに一人で生きてきた者には孤独ってやつ、あんたみたいな専業主婦には定年のダンナを負わなきゃいけない時がくるの。

 

ハルコさんの言葉は、どれもさっぱりしていて爽快でした。相談者は30代から50代なので、「将来こういうことが起こるかも」と想像できたのも面白かったです。

「厳しいけれど確かに…」と思える名言が他にもたくさん出てきます。
ハルコさんはすごく魅力的で、不思議と好きになってしまいます。
ぜひ読んでみてください。

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東京都出身、社会人5年目。 わたしの本棚 ライター よく読むジャンル:恋愛、ミステリー、ビジネス、自己啓発、エッセイ 好きな作品:唯川恵、林真理子、さくらももこ、東野圭吾、はあちゅう作品(敬称略) 本の街、神保町周辺でOLとして働いています。 読書と本屋をめぐるのが大好きです。