「自分のための時間」のつくり方。モニカ・ルーッコネン 著『MY TIME』

『MY TIME 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方』を紹介します。著者のモニカ・ルーッコネンさんは、フィンランド在住のライター兼ブロガー。日本で暮らした経験もある著者が、忙しい中でも「マイタイム」を持つことの重要性を教えてくれます。

マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方

フィンランドの仕事事情

 

本書を読むと、フィンランドの人々の働き方がわかります。フィンランドでは共働きが多く、女性の8割以上がフルタイムの仕事をもっています。終身雇用もなくなり、複数の仕事を掛け持ちする人がほとんど。
フルタイムと言っても、フィンランドの職場では8時に出社して4時の定時で仕事を終えるのが一般的。成果主義で、残業は非効率という考え方が根付いています。

 

日本でも働き方改革がすすんで、これから働く時間がどんどん制限されていくでしょう。フレックスや副業OKの会社も増え、近い将来同じような働き方が主流になる。フィンランドの例は、今後の働き方を考える良いお手本になります。
そんなフィンランドで近年、忙しい中でも自分の時間を持つ「マイタイム」の重要性が注目されています。

自分の時間をつくる

 

マイタイムとは仕事や家庭の責任から離れ、自分に投資する時間のことです。友人との時間、運動、趣味など過ごし方は人それぞれ。自分にとって意義のある時間を過ごせば、それがマイタイムになります。
最近私も仕事と日々の予定に追われて、きちんと自分の時間を管理できていないと反省しています。自分の時間をコントロールできるからこそ得られるマイタイム。改めて日々のスケジュール管理や、予定の優先順位を決めることの大切さを感じます。

仕事に対する姿勢を変えてみる

本書では北欧の仕事観が紹介されています。ついつい仕事優先になる生活に、取り入れてみたい考え方です。
  1.  人生、仕事がすべてではない
  2.  会社は人生をかけるものではない
  3.  時間ではなく、成果を大切にする
  4.  お金は稼ぐことより使い道が大事
  5.  育児しながらでもキャリアは積める

完璧を求めすぎない

仕事や家事など、日常生活の中でかなりの時間を使う作業は、自分の中で、「ここまでやればOK」と、基準をあらかじめ決めておくことが大切です。

マイタイムを得るために、OKラインのルールづくりがとても重要です。たとえば残業はなるべくしない、家事は自分の体調を優先する、と決めるなど。仕事でも家事でも自分の基準を決めると、時間のコントロールがぐっとしやすくなります。

本書を読んで、自分の時間の使い方を見直してみるのも良いのではないでしょうか。仕事と家庭とで忙しい日々を送っている方に、おすすめの本です。

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東京都出身、社会人5年目。 わたしの本棚 ライター よく読むジャンル:恋愛、ミステリー、ビジネス、自己啓発、エッセイ 好きな作品:唯川恵、林真理子、さくらももこ、東野圭吾、はあちゅう作品(敬称略) 本の街、神保町周辺でOLとして働いています。 読書と本屋をめぐるのが大好きです。