【5月企画/名言特集】就活生のリアルを描く。朝井リョウ 著 『何者』

5月企画の名言特集!
今回ピックアップしたのは、朝井リョウ 著『何者』です。

リアルな就活事情を描き、佐藤健主演で映画化もされた本作品。

これから就活を始める人に読んでほしい!
私も就活前にこの本を読んでいたら、進路が変わっていたかもしれないと思っています。

そして大変だった時期を振り返り、新たな気づきを得るという意味で、就活を終えた方にもぜひ読んでほしいです。

「十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ」
「百点になるまで何かを煮詰めてそれを表現したって、あなたのことをあなたと同じように見ている人はもういないんだって」

 

「誰かと知り合った、誰かの話を聞いた、こういうことを企画してる」と過程ばかりをアピールして行動に移さない学生、隆良に向けて、就活中の瑞月が言ったセリフです。

両親や先生のように、誰かが自分と同じように人生を考えてくれる時期は過ぎてしまった。
もう自分の人生に自分で責任を持たなければならない、という現実を突きつける言葉です。

「最近わかったんだ。人生が線路のようなものだとしたら、自分と全く同じ高さで、同じ角度で、その線路を見つめてくれる人はもういないんだって」

そして、知識だけ集めてアウトプットが上手くできない私にとっても、かなりグサッとくる言葉でした。

頭の中にあるうちは、何だって傑作」というセリフも本書に出てくるのですが、考えや言葉はどんなに良いものだったとしても、発信していかないと他人からは無いものと同じなんですよね。

行動を起こさなければ誰も見てくれない、自分から形にしないと伝わらない。この言葉で、それを改めて意識するようになりました。

 

「自分は自分にしかなれない。痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の自分に近づけることしかできない。みんなそれをわかってるから、痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ。カッコ悪い姿のままあがくんだよ。」

 

留学、インターン、ボランティア、就活用の名刺。周囲からいわゆる「意識高い系」と言われる女子学生、理香の真剣な言葉です。

この言葉に、本気であがく、頑張ることがどれほどまっすぐで正しいことかを痛感させられます。

物事を成し遂げるためには誰しもその選択肢しかないはず。
なのについ、全力を出すことをためらって、頑張っている人を斜に構えて見てしまうなんてこと、あるのではないでしょうか。

カッコ悪いとわかっていても、自分の目標のために必死であがく姿。

その正しさを忘れずにいたいです。

 

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東京都出身、社会人5年目。 わたしの本棚 ライター よく読むジャンル:恋愛、ミステリー、ビジネス、自己啓発、エッセイ 好きな作品:唯川恵、林真理子、さくらももこ、東野圭吾、はあちゅう作品(敬称略) 本の街、神保町周辺でOLとして働いています。 読書と本屋をめぐるのが大好きです。