2019年マイベストBOOK!アレックス・バナヤン 著『The Third Door 精神的資産のふやし方』

今回ご紹介する1冊は、第一印象はイマイチだったものの結果として私の2019年ベスト本大賞第1位に輝きそうなほど大切な1冊となった、アレックス・バナヤンの『The Third Door 精神的資産のふやし方』です。

この本はアメリカでベストセラーとなった後、世界18ヶ国で翻訳・販売された世界的ベストセラー。公式のHPも見てください!!とってもかっこいいんです!!

The Third Door 精神的資産のふやし方 公式HP

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東洋経済新報社
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サードドアとは??

本書のタイトルにもなっているサードドアについて

『人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。

ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。

セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。

普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。

でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。』

と筆者のアレックス・バヤナンは述べています。

普通に生きているとファーストドア、セカンドドアが全てだと思ってしまいますが、実はこの世界にはサードドアも確かに存在しており、サードドアへアクセスする鍵は私たちの身の回りに隠されているのです。

その鍵を私たちが見つけようとするか、手に入れようとするか、に全てはかかっています。

このサードドアから入場すると、ファーストドアやセカンドドアでは決して見る事が出来ない圧巻の景色が広がっているのです。

アレックスがどのようにしてサードドアの存在に気付いたのか、サードドアを突破していったのか、その軌跡を見ていきましょう。

ミッションとの出会い・あらすじ

アレッククスがこの本を執筆しようと決めたのは彼が18歳の時。

幼い頃から医者になることを自分の使命と感じて生きてきたアレックスは、無事に大学の医学部に合格したものの、大学入学後その熱意がぱたりと途絶えてしまいます。

彼は今まで「医者になる自分」しか思え描くことしか出来ず、医者になれるよう、落ちこぼれないように必死になる学生時代を送ってきていました。

アレックスは大学入学後、自分には何が必要なのか、本当になりたい姿は何なのかについて考えてこなかったこと気付きます。

ある日、著者は図書館へと出向き、やる気の起爆剤になりそうな本はないかと何気無しにビルゲイツの本を手に取ります。

 

このビルゲイツとの本が彼の人生を大きく変えてしまうのです。

 

ビルゲイツはアレックスと同じ年齢で会社を立ち上げ、その後世界的に価値ある会社へと導いていきました。

アレックスはビルゲイツがどうやって人生の一歩目を踏み出したのか疑問に思うのと同時に、他の偉人についてもその人生の始まりについて興味を持ち多くの書籍を読み漁りました。

しかし、彼が納得するような答えが書かれている本は見つかることはなくアレックスは途方に暮れます。

しかしその直後、アレックスは「人生の一歩目を踏み出す方法を書いた本が無いなら、自ら偉人たちにインタビューし本にして世界中の人たちに届けよう」というミッションを掲げます。

偉人たちにインタビューをする、というミッションを掲げてから、アレックスの生活はまさにジェットコースターのような日々。

毎日が挑戦であり、試練であり苦悩と歓喜に溢れていました。

多くの人のアドバイスを受け成長していく彼は徐々にサードドアの存在に気付いていきます。

この本の第一印象

この本を手にとった時の私の第一印象は「厚いよ(;ω;)」、そして中を開いてみて一言「細かいよ(;ω;)」でした。

この本の暑さは3cm、一般的なビジネス書は1.5cmなので約倍!(個人調べ)そして450ページを超える超大作なのです。

目次を見てみると、大見出しが5つ、そして中見出しが35個、そして小見出しがそれぞれに4,5個付いているので合計175個のチャプターに分かれているのです。

長くて途中で飽きてしまわないかすごく心配でした・・・。

が、一度読み始めると内容がとっっっっても面白く、どんどん読み進めることが出来ました。某サイトでは「速読で1時間で読んだ」という声も有りました。すごいですね・・・!

チャプターがとても細かく設定されているので、電車の時間など、スキマ時間でも読む事が可能かなと思います。

至極の名言がたくさん!

この本の一番の見所は世界的偉人の名言が本当にたくさん収録されているところでしょう。

しかもその名言はどこかで聞いた事のある名言ではなく、アレッックスが自らインタビューした会話の中から発掘されたものなのでお宝感が満載です。

私は今この本を再読しており、個人的に心に残った名言をノートに残すという作業をしています。

名言マニアにはたまらない1冊です。

読むタイミング(私の置かれている状況や考えていること)によって心に響いてくる言葉も異なってくると思うので寝室などに置いて定期的に読み返し、自分の心の現在地を測るのにも使おうと思います。

読む度に新たな発見がありそうな1冊です。

 

よく聞く言葉の中に

心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

というものがありますが、まさにこの本の著者のアレックスは「ミッションを達成するぞ!」と心を決め、行動し、行動したからこそ新しい人と出会い、新しい人との出会いで新たな習慣が身につき、人格が変わり、最後には運命まで変えてしまったのだなと感じました。

ノートにメモした名言たち

  • 朝ベッドからなかなか起き出せなくなるなんて、思いもしなかった。疲れていたんじゃない。退屈していたんだ。
  • 幸運はバスのようなもの。一台逃しても次のバスが必ず来る。でも準備して置かないと、飛び乗ることは出来ない。
  • 仲間として見なされたいなら、仲間らしく振る舞うんだ。ファンは写真をねだる、仲間は握手をする。
  • 冒険好きな者にだけチャンスは訪れる
  • 実力以上の仕事をやれ
  • 1枚目の紙にはこれからの1年で達成したい25個のことを書くんだ。そしてこの中で、今から3ヶ月で達成したいものを5個しか選べないとすればどれにする?これで君には2つのリストが出来た。5個のリストの名前は「やることリスト」、残りの20個のリストは「やらないことリスト」
  • 君は、すばらしくて、美しい、人間なんだよ。別のものになっちゃダメだ。

ざっと書いてみました。

一番度肝を抜かれたのは「やらないことリスト」の件でした。

よく何かに集中する時は「何をやるか」ではなく「何をやらないか」を見極めよう!と言われますが、この見切り方は斬新でした。

だってそもそもあげた25個自体が「この1年でやりたいこと」なんですもの。

潔さと勇気ががまだまだ足りないなと感じました。

さいごに

この本は確かに分厚くて細かい。そして「The Third Door」「精神的財産のふやし方」という内容を一見イメージしにくい本です。

しかし、ページを開いてみたら今までに知らない世界が本の中に広がっていました。

何かを始めようと思っている人、一歩を踏み出せず勇気が欲しい人、名言好きな人、そんな人にはこの本をぜひぜひおすすめしたいと思います。

本来であれば、ファーストドア、セカンドドアではなくこれからは頭を使ってサードドアを攻めよう!という内容の本かも知れませんが、私にはそこまでの勇気はなくきっとこれからも「きっとこれにもどこかにサードドアがあるんだよなぁ」と思いながら日常を過ごすような凡人です。

しかし、この本に書かれている名言や気持ちの持ち方はきっと別のところでも活かされる!と信じています。

この本を読んでいると挑戦しているのは私だけではない、失敗も成功もみんな経験と思えてきてちょっとだけ勇気が出るような気がします。

アレックスが期待していたような読者ではないかも知れませんが、確実に私はもうこの本のファンです。

あなたにとって、まさにこの本のページをめくることがサードドアの扉を開くかのような経験になりますように・・・。

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ABOUTこの記事をかいた人

わたほん編集者。子どもの頃から本が好き。日々の忙しさに負けて本から離れた時期もあったけれど、結局本に癒され、本に励まされ、本からたくさんのことを学び、立ち上がってきました。私である意味を、存在する意義を与えて教えてくれるのは本。軽めの本やビジネス本を好んで読みます。

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