『空を持ち歩こう』 お散歩のおともにおすすめの本をご紹介いたします!

みなさま、お久しぶりです!コメダワラ( @pantokome_ )です。

半年ぶりの更新になってしまいました…!一番最後に書評を書いたときはとても寒くて、ブランケットで暖まりながら記事を書いていたような気がするのですが、あっという間に眩しい日差しが落ち着いてくる季節になってしまいましたね。

もう9月ではありますが、まだまだ暑い日が続きますので熱中症やお身体には気を付けてお過ごしください。

そして元号が変わり、令和第一回目の記事のテーマは『空を持ち歩こう』ということで、空にまつわる本を3冊ご紹介致します🌸

お散歩や…星を見上げながら…空に思いを馳せたいとき、空を知りたいとき読みたくなる、そんな素敵な本たちです。

  1. 空の辞典 / 小河俊哉
  2. 星の辞典 / 柳谷杞一郎
  3. 一瞬の宇宙 / KAGAYA
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空の辞典 / 小河俊哉

さぁ、空の名前を知る旅に出よう。

まず一冊目はいつも私たちのそばにあって、見守ってくれている”空”の辞典のご紹介です。

みなさんは、空にも人間と同じようにいろんな表情があって、それぞれに名前があることをご存知ですか?

雫が降ることを「雨」、空を漂うわたあめは「雲」、太陽が顔を出せば「晴れ」…私自身、空の名前と言えばこんな風に簡単に分別されたものしか知らず、綺麗だと思ってもそれがどんな空なのか、どのように綺麗なのかを言葉で伝える術を持ち合わせていませんでした。ところが、この図鑑には私がこれまで形容できずにいた様々な空の表情の名前が写真と丁寧な説明とともに載っているのです。

この図鑑と出会って、あとで振り返ったときによりその日の感動や切なさ、空に馳せた想いが思い出せるように空の日記をつけています。

みなさんが住む場所の今日の空は、どんな色で、どんな風が吹いて、どんな形の雲が浮かんでいましたか?

この一冊をカバンの中に忍び込ませて、お散歩にでかけてみるのはいかがでしょうか。

星の辞典 / 柳谷杞一郎

星を愛で、星を語り、星と対話する。

お陽さまに照らされたあと、代わりばんこするように浮かぶ月。そんな月と、暗闇にちいさく輝く”星”の辞典のご紹介です。

さきほどご紹介した『空の辞典』と同じで、春夏秋冬それぞれの季節によく見える星や月、そして惑星などを写真やイラスト、そして文章で丁寧に説明してくださっている図鑑です。

『空の辞典』があるならば、こちらは『宙の辞典』だなあと思っています。

都会ではなかなか綺麗な星空を見ることはできませんが、それでも僅かに光る星々の輝きを見ると、「あの星の名前はなんだろう?」と知りたくなってしまいます。

この空の向こうの宇宙に浮かぶ星々や惑星なんて簡単に見ることができないものばかりだけれど。

ベランダに出て、あるいはお仕事や学校、外出帰りに空を見上げて「この向こうにはどんな世界が広がっているんだろう」と想像したり、異国に輝く星空に想いを馳せたり、月や星探しをしながら帰路に就く…

そんなふうに、夜だけのとっておきの楽しみ方を提案してくれる一冊になっています。

一瞬の宇宙 / KAGAYA

「空をご覧ください」

はるかな宇宙の姿が見えるから。

それは今しか見えないから。

それはわたし自身がいつも空から勇気をもらっているから。

最後にご紹介させていただくのは、空の写真やイラスト、映像制作などで幅広く活躍されている大好きなKAGAYAさんの作品『一瞬の宇宙』です。

KAGAYAさんが実際にウユニ塩湖で撮影された星空の写真が目を惹く表紙が印象的です。

表紙にもなっているウユニ塩湖やスカイツリー、南極、ニュージーランド、アイスランド…世界様々な場所で撮れた空や一瞬の世界が、それぞ実際に見たKAGAYAさんの言葉で綴られている本となっています。

数えきれないほどの場所に足を運び、たくさんのものと出逢ったKAGAYAさんが紡いだ言葉の中で、わたしがとくに好きな一文をご紹介します。

変わっていくことは美しい

星や空に限らず、この地球に存在するすべてのものはひとときも留まることはない。

私は少しずつ変わっていってしまう自分も、世界も、環境も、いつもどこか寂しさを感じていて、「変わってしまった」という言葉が悪い言葉のように思っていました。

ある日ふと見上げた空が真っ赤で、ど真ん中に浮かぶたまごの黄身のように今にもこの街に溶けていってしまいそうな夕陽を見た瞬間「ずっと変わらずにいてほしい」と何度願ったことか。

肌寒い日、外に出て何時間も見上げた空を流れたみずがめ座流星群を見た瞬間、「このまま星が消えて明日には違う空になってしまうなら、この綺麗な星空のまま死にたい」と今がずっと続いてほしいと何度も何度も願って、それでも変わらずにはいられない空が、進んでいく時間が、どこか恨めしく思ったことを今でも覚えています。

だけれど、KAGAYAさんは「変わっていくことを美しい」と、その変化こそが魅力なのだと書かれています。

紫陽花、蛍、ひまわり、紅葉、雪・・・。

一年が駆け抜けてゆき、再び桜の季節が巡ってきます。

再び巡ってきた季節は、かつて見たものと同じでしょうか。

いえ、そこにはいつも新しい出会いがあります。

だから追い続けるのです。

これを読んでから、私はなるべく写真に残せるものは残していこうと思いました。

また新しい出会いがあったときに、以前出会った一瞬を懐かしめるように。

KAGAYAさんが見た「一瞬の宇宙」がこの一冊にぎゅっと詰まっています。

おわりに

今回この記事を書いていて、プラネタリウムなどで星空の解説を聞いてもすぐに忘れてしまうし、なかなか足を運ぶことはできないので持ち運ぶことができるサイズで見やすい図鑑があると本当にうれしいなあと改めて実感しました。

小説ではなく、絵本でもない作品をどう言葉にしていくかがすごく難しかったのですが、書きたかったテーマで大好きな作品たちをみなさんにご紹介できて一安心しています。

そして何より。大好きな人が見てきた景色を、言葉を、読み返せるのはすごく嬉しいし幸せだと感じています。

この記事が、誰かにとって、新しい出会いのきっかけになりますように。

 

ABOUTこの記事をかいた人

神奈川県在住、21歳。 大学で保育のお勉強をしています。 小説はもちろん絵本も大好きなので、大人も楽しめるいろんな絵本を紹介していけたらいいなあと思っています。 好きな作品:『プリズン・トリック(遠藤武文さん)』『リップスティック(野島伸司さん)』『塩の街(有川浩さん)』 カフェ巡りや絵を描いたり、空を眺めたりしている時間と、パンとオムライスが大好きです。
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