尾藤克之 著『「明日やろう」「後でやろう」がなくなる すぐやるスイッチ』

  1. 「この仕事は急ぎじゃないから、今日やらなくても良いか…」
  2. 「そういえば、あの件はどうなってたかな…あれもやりたい…」

仕事中にこのような状態に陥ったことはありませんか。私はあります。

1の場合、仕事を先延ばしにしています。

先延ばしにした場合、だいたい締切のギリギリになって慌てて仕事を片付けるハメになってしまいます。

2の場合、目の前の仕事に集中できておらず同時に複数のタスクをこなそうとし、結果的にどちらも中途半端になってしまうことに。

今回紹介するのは、このような状態に陥りやすい人にとって必読の一冊!

尾藤克之氏の『「明日やろう」「後でやろう」がなくなる すぐやるスイッチ』です。

  • 仕事をつい先延ばしにしてしまうクセがある人
  • 一つひとつの仕事に深く入り込みすぎて、仕事のスピードが遅い人

といった「すぐやるスイッチ」が必要な人だけでなく、

  • 社内でスムーズに仕事を行うための仕事術・人間術について学びたい人

におすすめの一冊です。

代議士秘書やコンサルティングファームをはじめとする、さまざまなご経験のある尾藤氏だからこその視点で書かれた本書。

すべてのビジネスマンのヒントになるのではないでしょうか。

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著者|尾藤克之氏について

東京都出身。
議員秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。

現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)を運営しライフワークとしている。

メディア出演、専門誌への投稿多数。埼玉大学大学院博士課程前期修了。経営学修士、経済学修士。

ー引用元:Amazon

現在はコラムニストとしてご活躍の尾藤氏。

本書以外にも、これまでの経歴や経験を生かした仕事術や文章術に関する著書を出版されています。

2020年2月には読書術に関する新刊が出るとの情報も出ています。読書好き・書評ライターの私としては楽しみで仕方がありません!

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これまでにも書評を書いていますので、合わせてご覧ください。

本書について

第1章 先延ばしをやめて「すぐやる人」になる
第2章 「なるほど!」と思わせる仕事の極意
第3章 相手をうまくたらしこむ人間術を覚える
第4章 自然に習慣になる行動のルール化
第5章 議員秘書の仕事から処世術を学ぶ

先延ばしをしてしまう人は、先延ばしによる悪影響を可視化するべし

第1章ではつい仕事を先延ばしにしてしまうことに関して、解決策を交えながら書かれています。

  • 先延ばしにしてしまうクセから抜け出す方法
  • セルフコントロールの重要性
  • マルチタスクを行う上での切り替え方
      • 期限がせまった案件でなければ、つい先延ばしにしてしまうことはありませんか?

     

    本書では、先延ばしを防ぐために前日の寝る前にやるべきことをリストアップしておくことを推奨しています。

    先延ばしによる悪影響とやめた場合のメリットをリストアップして刷り込むようにしてください。

    影響を可視化すれば先延ばしはなくなるはずです。

    ーP.31より引用

    ついクセで先延ばしをしてしまう人は、先延ばしをすることで生じる悪影響先延ばしをしなかった場合のメリットを一度書き出してみると良いでしょう。

    メリットとデメリットを可視化することで、先延ばしをすることがいかに無駄であるかを感じることができます。

     

    またマルチタスクが当然の現代、同時に複数の作業に手を出してはどれも中途半端な結果になってしまいます。

    一つひとつの作業を順に終わらせていくことが重要。本書では、「いったんノートに気になることを書いて脇においておく」よう勧めています。

    締切日を同時に書き出し、優先順位をつけて順に確実にタスクをこなしていく。

    自分の仕事をしっかりと管理していくことは、ビジネスマンとして基本的・かつ非常に重要なことです。

    何より重要なのはスピード/デキるビジネスマンの人間術

    第2章・第3章では、評価につながる仕事術・人間術について書かれています。

    • 信頼される仕事のやり方
    • パフォーマンス向上のために必要なこと
    • 信頼関係の築き方
    • ビジネスにおいて自分自身を守る方法

    いずれもハッとさせられるような内容です。

    社内の人間関係に悩む若手や出世を目指している人は、一度目を通しておくべき内容です。

    まずは決断を速く!「行動のルール化」のススメ

    決断が速くなると、自由な時間が増えます。起こす行動も速まり結果も早く出ます。

    さらに余った時間を次の決断に使えるため、次の結果も早く得られます。

    決断の速さの積み重ねは生産性向上につながるのです。

    ーP.135より引用

    成功者に共通する習慣のひとつとして、「即断即決」が挙げられています。

    ただやみくもに速く決断を出すのではなく、先を見据えリスクを見越した上ですぐに決断を出す。

    日頃から「即断即決」を意識するようにすれば、仕事のやり方が変わるかもしれません。

    他にも、

    • 見た目の印象について
    • ノート・メモのとり方
    • 宴席での立ち振る舞い

    などに関して、習慣化すべきことが具体的に紹介されています。

    元議員秘書によるマル秘処世術

    第5章では、議員秘書の経験がある著者ならではの処世術が紹介されています。

    政治家を支える秘書だからこそ、といったエピソードが満載ですが…いずれもビジネスの場で応用できるテクニックです。

    今すぐ生かせることを考えてみる

    私の性格は超マイペースでのんびり屋。しかも現在は妊娠中であり、仕事はセーブしてゆったりと過ごしています。

    本書はそんな現在の私にもグサっと刺さる内容であり、改めたい部分が多くありました。

    • 翌日のタスクを寝る前にリストアップする習慣をつけること
    • 先延ばしにしたくなったら、先延ばしによる悪影響と先延ばしをやめた場合のメリットを可視化してみる
    • 締切をポジティブに捉える
    • 情報を常にアップデートする習慣をつけ、情報のストックと考察方法について今一度考えなおす
    • まずは決断を早く出すクセをつけてみる

    上記のことを、まずは1カ月習慣化してみようと考えています。

    本書はビジネスマンにとってはもちろん、日々の生活の中でも役に立つことばかりであると感じました。

    おわりに|ビジネスマンにおすすめの一冊

    仕事をしていく中でスピード感がいかに重要であるかということは、以前から分かってはいたものの慎重派の私はこれまでじっくりと仕事に取り組むことが多かったのが現実です。

    本書では、スピード感を持って仕事をすることのメリットが明確に書かれており、慎重に丁寧に仕事をするだけが決して良いわけではないことを改めて感じました。

    あらゆる仕事術を習慣化することで、スピード生産性は上がっていきます。

     

    本書を読むことで意識を少しでも変え、新しい習慣を身に着けるきっかけになるのではないでしょうか。

    すべてのビジネスマンに、一度読んで欲しい一冊です。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    東京在住、35歳フリーのライター。 20歳の頃からうつ病・睡眠障害に悩まされる。 一度、寛解したものの30代で再発。 現在は会社を退職、フリーライターとして活躍中。 自らの経験をもとに【精神疾患・生きづらさ】を抱える人へ、少しでも生きやすくなる情報を発信している。 お問い合わせ・執筆依頼はTwitterのDMよりお願いします。