伝わる文章を書くために。尾藤克之 著『即効!成果が上がる文章の技術』

こんにちは、ノンノです。

ライターの仕事をはじめて…3か月ほどが経とうとしています。
「書くのが好き」という気持ちではじめたのですが、「いい文章ってなんだろう」「伝わりやすい文章ってなんだろう」と、日々考え続けています。

今回、ご紹介するのは尾藤克之氏の新刊「即効!成果が上がる文章の技術」です。

以前から、尾藤氏のTwitterをフォローさせて頂いているのですが、面白い記事や普段何気なく使っている間違った日本語をツイートしており、勉強させて頂いています。

そんな尾藤氏が新刊を出すと聞き、即注文。

予想どおり(いや、予想以上かな)とても勉強になる一冊でした。
ぜひ、多くの方に読んで頂きたいと思い、今回書評を書かせて頂きます。

のんの
文章術の本の書評を書くときは緊張します…
今回は、尊敬する尾藤氏の本なのでガチガチになりながら書いています。笑

作者 尾藤克之氏について

尾藤氏は、現在コラムニストとしてご活躍されています。

過去には代議士の秘書や大手企業の役員も経験されているという、すごい経歴の持ち主。

本書の発売にあたり、尾藤氏は

文章を書くことは大事なスキルでありながら、日本の教育では、現代国語のように読解力にウェイトが置かれている。
「文章力」を一度手にすれば、それは一生つかえるスキルであり財産になる。
書くことにより、視野が広がり、思考も深くなることは間違いない。

くり返し文章を書き、高い意欲で、練習をくり返せば、必ず文章は上達する。
わかりやすい文章を書ければ、必ず素晴らしい未来が拓けてくる。くり返しになるが、文章は誰でもうまく書けるようになる。
あなたの、大切な人に、伝わる文章を書いてほしい。

引用元 http://agora-web.jp/archives/20349842.html

と述べています。

わたしは、このコメントに非常に感銘を受けました。

これまでは、ただただ文章を書くのが好きだという気持ちで、日々執筆していたけれど、
読む相手に伝わる文章を書きたいと、心から思いました。

自己満足で終わる文章ではなく、読み手の心に入っていく文章を書きたい。

そう思いながら、本書を手に取りました。

 

第1章 成果が上がるマインドセット

まずは、あまり難しく考えずに、自分はなにを伝えたいのかを掘り下げてください。

「伝えたいことがある文章」は、読者の印象に残るし感動を与えられるのだそうです。

文章を書くときに考えるべきこととして、

目的:文章は目的によって変化する
読者:年齢・性別・職業を意識する
最初の100字で読みたくなるかどうかが決まる
「ストーリー」「ゴール」を設定する:(例)ライザップは「ビフォアー」を見せることで共感を狙い、「アフター」で実績や根拠を見せている

を挙げています。

これは、我々のようなライターだけでなく、ビジネス文書を書く上でも必要なことでしょう。

いい文章と出会ったら「なにに対してそう思ったか」を自分の目で分析してみる。

素晴らしい理由はなにか、具体化させた方が良いのだそうです。

本書を読んでから、この習慣を取り入れることにしました。

「どうしていいと思ったのか」「表現の仕方」「リズム」「構成」どの部分を良いと思ったかをノートに書き出すのです。

文章を書くことを仕事にしたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

第3章 文章の「やってはいけない!」

・理解があやしい「カタカナ語」はつかわない
・同じ言葉を連続してつかわない
・重ね言葉はつかわない

重ね言葉とは、同じ意味の言葉をくりかえし使うことを指します。

例えば本書で取り上げられている「酒の肴(サカナ)」ということば。
「肴」=酒のつまみの意味があり、「酒の肴」だと言葉が重複してしまいます。

恥ずかしながら、わたしは「酒の肴」という表現を使っていました…

第3章では、尾藤氏の日々のツイートに書かれているような事が、まとめて記載されています。

意外と、知らずに使っている間違った表現や言葉があるので必見です。

第6章 とっておきの「読ませる」技術

読まれる文章はタイトルの目的が明確

「読者のなに?」をタイトルに入れる。
文章のすべてのアプローチは、自分目線ではなく「読む人目線」でなければならない。

 

最後まで読ませる方法を確立しよう

記事を読ませたい場合、ブログやFacebookで紹介する際には最初の100字程度しか見せない。
「この続きはアゴラにて!http://~~」と明記することによって、記事へと誘導することができる。

ちょっとした工夫により、文章を読ませることができるそうです。

このあたりは、すぐに取り入れることが出来そう!!

おわりに

このように、文章を書く上でのテクニックや考え方、正しい日本語の表現などが紹介されています。

今回は、特に印象に残った部分だけをピックアップしましたが、本当は全て紹介したいと思うほど勉強になった一冊でした

尾藤氏の書く文章は、とても読みやすく、かつ面白くてついつい読んでしまいます。
その文章を書くために意識していることを垣間見ることができ、わたしも同じように意識してみようと思いました。

ライターという仕事は、日本語が書ければ誰にでもできる仕事です。

しかし、読み手の心に残る文章を書ける人は限られています。

この人の書く文章は、素敵だな、心に響くな。そう思って貰える書き手になりたいと、本書を読んで改めて感じました。

 

皆さんも、ぜひ手に取ってみてくださいね。

そして尾藤氏のTwitterは非常に勉強になるので、ぜひフォローしてみてください。

 

ABOUTこの記事をかいた人

東京在住、32歳フリーのライター。 よく読むジャンル:ミステリー、恋愛、 好きな作品:村上春樹、嶽本野ばら、伊坂幸太郎、石田衣良、江國香織(敬称略) “クローズドサークル“もののミステリーに萌えます。 どろどろグログロの殺人系と涙が止まらない程美しい恋愛系が好きです。 読書は最高のエンターテインメント!皆様に楽しんで頂ける書評を書いていきます。