世間はクリスマス!大好きな辻村深月作品の、クリスマスエピソード集!!

こんにちは、すーちゃんです。
早いものでもう年末。クリスマスまではあと2日!?になりました。

クリスマス前に読みたい本

クリスマスが近づくと読みたくなる本は(個人的に)いくつもあるのですが、中でも大好きな辻村深月作品はクリスマスのエピソードが満載。
毎回、あのキャラクターのその後はどうなったんだろう?と気になって、仕方ないです。

毎年のように こんなツイートをしているわたしですが、1度でいいから、記事全てを辻村作品で語り尽くしてみたかったので、この場をお借りして、書かせていただきます。笑
ありがとうございます。

イルミネーションを横目に2人で駅前を歩く、クリスマス

まずひとつ。『子どもたちは夜と遊ぶ』

ファンからの人気も高く、わたしも1番好きな作品です。
1年半前に書いた書評にも、かなり気持ちがこもっています。↓

闇夜を照らす、月の光。辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』

この作品でのクリスマスシーンは、最後のほうに出てくるエピソード。
月子が回想する、イルミネーションで照らされた、駅前を2人で歩くところ。

「このイベントがないと、この季節は暗くてやばい。とてもじゃないが、人はそれを乗り越えられない。この季節を明るくするためには必要なんだ」

と、彼は話します。

駅前のイルミネーションを見るたび、2人のこと思い出しています。
いつかまた、会えますように。

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姉妹が駅の待合室でケーキを頬張る、クリスマス

ふたつめ。『スロウハイツの神様』

王道の作品。
舞台化、漫画化もされました。
年1回は読み返す、わたしの戦友みたいな作品です。

クリエイターが集う、現代版トキワ荘。辻村深月 著『スロウハイツの神様』

この作品でのクリスマスシーンといえば、環と桃花という姉妹が、クリスマスにケーキを頬張ったことを思い出します…!
このシーンはストーリーの鍵になることもあって、本当に大好きです。

あのときの地の文で環が言う、

私には、こんなに嬉しく思えることがある。そのくらい、私には好きなものが、好きな人が、いる。

この言葉に毎回、共感を覚えます。

作中に登場するハイツオブオズのチョコケーキは、デメルのザッハトルテをモチーフにしていると聞いたので、毎年デパ地下で買って食べています。

今年も買ってきました。
めちゃくちゃ甘いですので、お気をつけて。笑

来年は、箱入りのかっこいいやつ買いたいなぁ。

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祖父が営むレストランで友人とピアノを連弾する、クリスマス

みっつめ。『名前探しの放課後』

これは作中、あすなと椿が、あすなのおじいちゃんが営むレストラン「グリル・さか咲」で、ピアノの連弾をするシーン。

2人はそこでアラベスクを弾くのですが、わたし自身、いま唯一まともにピアノで弾ける曲がアラベスクだけなので、なんだか親近感が沸きます。

レストランでクリスマス企画を実施する雰囲気自体が暖かくて、大好きです。

そういえばあすなのおじいちゃんが作っていた料理で、ニョッキがあるのですが、それを初読時に初めて知りました。
小麦粉料理にハマっていた頃に、たまに作っていたのを思い出します。

あんな感じのレストラン、行きつけにしたいです。

個人的に、『名前探しの放課後』は、『子どもたちは夜と遊ぶ』→『ぼくのメジャースプーン』のあとに読むことをオススメします!

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九年前の出会いが、今に繋がるクリスマス

よっつめ。『ハケンアニメ!』より、九年前のクリスマス。

これは番外編みたいなもので、2014年1月のan・anに掲載されたものです。
まだ小説には未収録ですが、店頭に置かれた小さいパンフレットでも見たことがあるので、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。

本編に入る九年前、クリスマスの出来事が、その後に影響を与えます。
ぜひ本編と合わせて、読んでいただきたいです!

そして作品自体も大好きですし、わたしの中では苦しいときに力をくれる作品なので、来年 ぜひ書評を書きたいです。

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舞台に怯える歌手が虎になる、クリスマスイブ

最後に、『東京會舘とわたし』です。

今年1月に、改修工事が終わり、新本館となった東京會舘。
この建物を巡る物語です。

わたほんを始めたての頃、名言特集という企画で、この作品を取り上げたことがあります。

【5月企画/名言特集】建物と辿る記憶。辻村深月 著『東京會舘とわたし』

その中で、「星と虎の夕べ」は、昭和52年のクリスマスイブの物語。
シャンソン歌手だった、越路吹雪さんをモデルにした一編です。

「越路吹雪っていう歌手は不思議な人でね、何年歌っても、何回舞台を踏んでも舞台慣れするってことがないんです」
「虎と何回書かれても心配で、怖いのよね。でも、このドキドキがなくなったら越路吹雪じゃなくなっちゃう」

舞台に慣れない歌手が虎になるのを見た彼にとっては、忘れられないクリスマスイブになっただろうなぁ…と思います。

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追伸、「大人の心に響く本プレゼント」

クリスマス前、名古屋駅の桜通口の地下あたりから続く、ユニモールという地下街で、「大人の心に響く本プレゼント」企画を実施していて、素敵だなぁと思って見ていました。

クリスマスはほっこりとした小説が多く、心が暖まるのが良いですよね。
来年のクリスマスは、この中の本を読んでみたいです。

最後にご挨拶

今年も素敵な本に巡り合え、わたほんで書評を書き続けられたことを幸せに思います。
読んでいただいた皆様、ありがとうございました。

来年も、皆様に楽しんでいただける書評を目指しますので、これからもよろしくお願いいたします。
少し早いですが、良いお年をお迎えくださいませ。

ABOUTこの記事をかいた人

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1992年、愛媛県生まれ。愛知県在住。『わたしの本棚』ライター。 好きな本のジャンルはミステリー。読書歴は約10年。辻村深月、東野圭吾、森絵都、恩田陸、原田マハ、村山由佳作品をよく読みます。(敬称略) 辻村深月作品が特に好きで、情報収集や考察が日課。また、作品の舞台になった街へ赴く、聖地巡礼も楽しい。 今まで読んだ本で1番好きなのは、辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』。何度も読み返してるのは、同じく辻村深月 著『スロウハイツの神様』。初めて読んだ高校時代から現在も、わたしに影響を与え続ける、大切な作品たち。 読書の他に、アルトサックス、お菓子作りも好き。
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