CONTACT2019展&原田マハ×御立尚資トークショーレポ@清水寺

こんばんは、すーちゃん(@suexxsf)です。

今回は書評ではなく、先日 参加させていただいたイベントレポを書かせていただきます!
※めっちゃ長いです…

リミットは8日間
会場は世界遺産・清水寺

という、まるで『楽園のカンヴァス』をイメージしたかのようなキャッチコピー※…

そう、原田マハさん監修の美術展、CONTACT2019に行かせていただきました!!!!!
※楽園のカンヴァスでのリミットは7日間ですね。

ルソーの「夢」を巡る美術ミステリー。原田マハ 著『楽園のカンヴァス』

名古屋から新幹線で30分。
京都駅でTwitterのフォロワーと合流し、清水寺へ。

9月頭の京都は…めちゃくちゃ暑かったです。びっくりしました。

CONTACT2019

原田マハのアート小説に感化されて

清水寺の中の、普段は一般公開していない成就院と経堂を使った展示。


ひとつひとつの展示に対する解説は無し。マハさんが描いた解説が書かれたタブロイド紙と共に、巡りました。

CONTACT展と関連した、『20contacts消えない星々との短い接触』はマハさんのサイン付きだったこともあり、即 購入。

ゴッホが好きすぎるわたし(きっかけはマハさんの、『たゆたえども沈まず』!)は、待ちきれずにゴッホの話を読んだのですが…やっぱり好きです。
マハさんが描くゴッホの物語が好きで、物語から漂う雰囲気だけで泣いてしまいます。

この小説を先に読んでからCONTACT展に行くと、もっとじっくり感じられたかもしれないなぁ。

マハさんと御立さんのトークショー

予約する時点で、トークショーも兼ねて予約していました。

対談相手が日替わりで4人いらっしゃったんですが、豪華すぎて驚きました。
ゴッホ好きにとっては、竹中直人さんとゴッホの話をするのを聞きたかったけど、平日だったので諦めました。

ちなみに聞いたトークショーは、ボストンコンサルティンググループのシニア・アドバイザー・御立尚資さん×マハさんの
「アートビズの時代 ビジネスリーダーは美術館にいる」
ビジネスって堅いなぁと思ってましたが、御立さんの経歴にある、『大原美術館理事』の文字に安心感を抱きました。

そう、『楽園のカンヴァス』の冒頭に出てくるのが、大原美術館ですからね!
わたし、楽園のカンヴァスを持って大原美術館行きましたから!めっちゃ良いところです!!

小説に登場する絵画を見られた感動は、ずっと忘れません。

アートビズ

アートビズとは、広い意味で自分を揺さぶってくれるもの
東山魁夷の「道」が、マハさんの原点だそうです。

今回の清水寺での展示について

今回の、清水寺での作品の配置は挑戦だったというマハさん。

今回の展示会は、1年かけて準備。
自分の目で見てリアルに体験でき、アート好きな人が集う場を作ったことが到達点。
それを見て、どう心が動くか?が大切とのこと。

セキュリティ的にも挑戦。ものすごく近いところでアートを見ることができる、貴重な体験でしたから。
ハラハラしたという御立さん、逆にわたしたちを信頼してくださったマハさん。

低い位置にアートが展示されていたこともあり、観客が座って見ているというのが、今まで見たことのない光景だと言います。
確かに美術館では、目の高さにアートがあるというイメージです。
マハさんはそこで、「自分自身の対話の場を提供したかった」と言います。

文化を楽しむこと

また、スタッフの方々が口を揃えて言う、「皆さん、品が良い」という言葉がおもしろかったです。
自分が楽しみたい気持ちが伝染し、自然に他の方にも楽しんでもらおうという気持ちになったのは、良い相乗効果ですよね。

小さなものでも美術品を持って愛でる、これはわたしも実践したいです。

アートを見ることで耳と心で喜ばせる+知識(情報)で、自分自身をプラスにすることができると言います。

そして、クリエイターとわたしたちがアートを通して、心の会話をする(=コンタクト)
今回のCONTACT展の1番の到達点は、ここにあったように思います。

アートの力

アートは、無くても生きていけます。
しかし人生にあると、より豊かな人生になります。

自分の好きなものとは?何をおもしろいと感じるのか?と自分と対話する。
それを伝えたいと思う気持ちを大切にしてほしいと、お二人はお話ししていました。

AI時代が近づいて

ゆくゆくは、AI時代になっていくと言われています。

体験が大事と言いますが、自分で歩いて行ってみるときの道すがらも全て、アート体験。
その道すがら寄ったお店のこと、そのときの匂いから彷彿とさせるなど、それを体験させることを、AIにはできないとのこと。

そして感性は、言語化や数値化できない。

御立さんが最後におっしゃっていたように、他の美術館で、今回トークショーに集まったメンバーが会うことがあるかもしれないというのは、わくわくしますね。

おわりに

最近 聞くお話って、なんだか悲観的で、未来が暗いようなものばかりで…正直 悲しい気持ちになることが多かったです。
だからこそ、今回 京都まで行って聞けたお話が明るく素敵なお話で、本当によかったです。元気が出ました。

マハさんはいつも、「アートは友達、美術館は友達の家。世界中どこにでも友達がいる。展覧会はパーティー」と言います。
マハさんのトークショーは、『ゴッホのあしあと』ぶりでしたが、また友達の家に行きたくなりました。

【イベント特集】6/22 原田マハさん特別講座レポ IN東京

ゴッホ展が今年もあるようで、それを観に行くのが今はとても楽しみです。

ABOUTこの記事をかいた人

1992年、愛媛県生まれ。愛知県在住。『わたしの本棚』ライター。 好きな本のジャンルはミステリー。読書歴は約10年。辻村深月、東野圭吾、森絵都、恩田陸、原田マハ、村山由佳作品をよく読みます。(敬称略) 辻村深月作品が特に好きで、情報収集や考察が日課。また、作品の舞台になった街へ赴く、聖地巡礼も楽しい。 今まで読んだ本で1番好きなのは、辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』。何度も読み返してるのは、同じく辻村深月 著『スロウハイツの神様』。初めて読んだ高校時代から現在も、わたしに影響を与え続ける、大切な作品たち。 読書の他に、アルトサックス、お菓子作りも好き。
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