こんにちは!すーちゃん(@suexxsf)です。
世間はクリスマスですね。
あと1週間で2018年も終わっちゃうとは、あっという間ですね…
クリスマスらしい本
やっぱりクリスマスならば、クリスマスらしい本の紹介をしたくなりました。
(何より、前回の書評が無駄にディープで、結構 力を使ったので、今回はやわらかい雰囲気にしたくなりました。笑)
以前、はなこさんが紹介していた、百田尚樹 著『輝く夜』も大好きなのですが、せっかくなので別の本をご用意しました。
はなこさんの書評はこちら。
『輝く夜』、クリスマスに読みたくなるのです〜!
東野圭吾が描く、『サンタのおばさん』
東野圭吾 作、杉田比呂美 画『サンタのおばさん』です。

東野圭吾といえば、日本を代表するミステリー作家といっても過言ではないでしょう。
彼の小説はよく映像化され、人気が高いです。
そしてわたしも、中学生の頃から東野氏の作品をずっと読んでいる大ファンです。
※作家さんのことを「◯◯先生」と呼ぶのが個人的に苦手です。辻村深月さんも「辻村さん」と呼びます。
なぜか東野圭吾さんは「東野氏」。謎の語感と共に、東野氏呼びにハマっています。笑
この本は、絵本です。
絵がかわいらしい。
そして、タイトルの通り、「サンタのおばさん」の物語です。
サンタクロース会議
12月上旬、フィンランドの小さな村で、世界中のサンタクロースが集まる「サンタクロース会議」が開かれます。
世界中から集まるため、各国の事情もそれぞれ。
その会議のタイミングで、アメリカ代表のサンタクロースが世代交代となりました。
次代のサンタクロース候補は女性だったのです。
サンタクロースといえば、白い髭、白い眉。赤い帽子と赤いサンタ服。
そしてトナカイが運転する、ソリに乗って進むのです。
他のサンタクロースたちは、「サンタが女性?」と議論し始めます。
そんな中、アフリカのサンタクロースが、「自分は黒人だけどサンタになった」という話に…
そこで議長が一言。
「なぜサンタクロースは男性だと決めてかかるのかね」
固定観念に囚われていたこと
この絵本を読むまで、気づきもしませんでした。
固定概念に囚われ、新しい価値観を受け入れるのを拒んでしまうこと。
前例がないものについては、どうしても排除する力が働いているのが現実かと思います。
こうやって、多様性が受け入れられる世の中になってほしいな。
大人にこそ読んでほしいですね。
さいごに
昨晩は、サンタクロースたちが急ぎ足で、子供達にプレゼントを贈る日。
今朝は枕元に、プレゼントが届きましたでしょうか。
この書評を読んでくださった皆様にとって、素敵なクリスマスでありますように。
メリークリスマス!