【特集/人生に影響を与えた3冊】 小説を通して世界を覗いた10代 すーちゃん

こんにちは!すーちゃん(@suexxsf)です。

本日2度目の更新!
これは少し前に、わたほんのTwitterで、「9月に読みたい特集」のアンケートを取った際、1位になった企画です。

…ということで、今週は【人生に影響を与えた3冊】と題した特集記事が並びます。
乞うご期待!

 

すぐに影響を受けるわたしが厳選した3冊

初回は、すーちゃんがお届けします。

と言ってもですね、わたし、すぐ本に影響されるんですよ。
美術小説にハマれば美術館を巡り始めるし、小説の舞台になったところまで聖地巡礼にも行く。
小説内のモチーフになったものも探し始める…etc.(→続きはこちらの記事で)

【人生に影響を与えた3冊】と聞いて、まず思い浮かべたのは、こちらの3冊。

 

実はですね、3冊のうち2冊はすでに書評を書いています!笑
ただの振り返りの記事になりそう…
特集なのに大丈夫かな、と不安もよぎったものの、書き進めてみます。

どの本もすべて、10代の頃に出会った作品です。
読み返しすぎて本はボロボロですが、それすら味があると思っている、宝物のような3冊ですね。
(『子どもたちは夜と遊ぶ』と『スロウハイツの神様』は上下巻ですが…上下で1冊と数えさせてください…!)

 

森 絵都 著『永遠の出口』

出会い

この作品と出会ったのは、中学2年生のとき。
当時通っていた塾の模試で、本作の短編「放課後の巣」が掲載されていたことがきっかけです。

現代文の教科書や、模試に登場する小説たちは、当時のわたしにとって大好物で、よく読んでいたことを覚えています。
このときも、模試そっちのけで読み、作者名と小説タイトルを控えて、近所のツタヤで買いました。
そのくらい、おもしろかった。

本作の魅力

第1回本屋大賞の第4位となった本作。
どこにでもいる普通の少女・紀子の、小学3年生から高校3年生までの9年間を描く、連作短編集。

わたしの中学時代の収穫のひとつは、森 絵都作品と出会えたことだと思っています。
紀子の周りで起きること、ひとつひとつの体験が丁寧に描かれています。
そしてそれらは、特別なことではなく、自分も体験してきたことだと気づくのです。

小説って、こうやって誰かの人生を垣間見し、また追体験できることが魅力なのだと、再認識させられました。
大人こそ、読んでほしい1冊です。

 

辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』

出会い

大好きな辻村作品。その中でも1番好きなのは、『子どもたちは夜と遊ぶ』です。
手に取ったのは高校2年生のとき。
当時のわたしは、辻村作品を何冊か読み漁っていましたが、本作がきっかけで、どっぷりハマってしまいました…!

本作の魅力

本作は恋愛ミステリーという区分だと思いますが、わたしは特に、恋愛の部分に衝撃を受けました。
わたしの恋愛観は、間違いなくこの作品から作られたのだと、確信しております。

辻村ファンの中では今も、人気が根強い作品。
「不幸にならないで」と最後に彼が言った言葉が忘れられません。
またいつか会えるって、信じています。

書評記事はこちら

 

辻村深月 著『スロウハイツの神様』

(この本だけノベルスなのは、人に貸した文庫が返ってきてないからです…)

出会い

最後は、わたほんだけではなく、紹介できる媒体があればどこででも推している、『スロウハイツの神様』です。
めちゃくちゃ大好きです。

高校3年生のときに読んで以来、色あせない力強い作品。
何度読み返しても、そのたびに力をくれる、わたしの戦友

本作の魅力

この作品は、いつもわたしのモチベーションに繋がっています。

読み返すといつも、本の向こう側で、環たちが頑張っている。コウちゃんはまた新しい連載を始めたかな。と、そんなことをいろいろ想像しながら読んでいます。
本の中の登場人物ではあるけれど、それほどまでに、彼ら・彼女らは、生きていると感じます。

「世界と繋がりたいなら、自分の力でそれを実現させなさい」

環のこの言葉が、今も自分に突き刺さります。

また、小説以外にも、キャラメルボックスでの舞台化や、現在も連載されている『ハツキス』での漫画化もあり、様々な楽しみ方があって、おすすめです。

書評記事はこちら

わたしの一部を作った小説たち

改めて1冊1冊のことを考えていると、何度も何度も読み返して咀嚼し、自分の一部になっていたのだと感じました。

皆さんの【人生に影響を与えた3冊】は、どんな本ですか?
振り返ってみると、客観的に自分を見直せるかもしれません。

created by Rinker
¥605 (2018/12/19 15:13:41時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥810 (2018/12/19 15:13:41時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥864 (2018/12/19 15:13:41時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥713 (2018/12/19 15:13:42時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
¥788 (2018/12/19 15:13:42時点 Amazon調べ-詳細)

ABOUTこの記事をかいた人

1992年、愛媛県生まれ。愛知県在住。『わたしの本棚』ライター。 好きな本のジャンルはミステリー。読書歴は約10年。辻村深月、東野圭吾、森絵都、恩田陸、原田マハ、村山由佳作品をよく読みます。(敬称略) 辻村深月作品が特に好きで、情報収集や考察が日課。また、作品の舞台になった街へ赴く、聖地巡礼も楽しい。 今まで読んだ本で1番好きなのは、辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』。何度も読み返してるのは、同じく辻村深月 著『スロウハイツの神様』。初めて読んだ高校時代から現在も、わたしに影響を与え続ける、大切な作品たち。 読書の他に、アルトサックス、お菓子作りも好き。