こんにちは!すーちゃん ( @suexxsf )です。
夏の本イベント特集企画。いかがでしょうか…?
この3連休の日曜日に、ちょうど読書会に参加したばかりなので、前回に引き続きレポを書かせていただきます。
7/15(日)の朝、名古屋市で行われた「彩ふ(いろう)読書会」さん主催の読書会に参加しました。
前々から読書会は気になっていましたし、彩ふ読書会さんの主催の方をTwitterでフォローしていたので、とても楽しみに当日を迎えました。
わたしは、その日の午前の部、「推し本披露会」に参加。
主催の方を合わせ、男女比は5:2でした。
自己紹介のあと、推し本を披露。
わたしは自己紹介でちゃっかり、#わたほん をアピールしときました。笑
目次
推し本披露

有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。
まずは、主催の方からの推し本。
国語の教科書で見たことある作品や、タイトルだけ聞いたことあるような、文学作品を、水木しげるタッチの漫画で読む本。
これを読めばきっと、どや顔で話ができる…はず?
翼をください/原田マハ
その次がわたしだったので、この間書評を書いたこの作品を推しておきました。→書評
マハさんの作品は、大阪での読書会でも人気だとか、特に美術小説の装幀が素敵だとか、そんな話もできて良かったです。
アメリア・イアハートのことを知っている方もいて、嬉しかったです。
探偵AIのリアル・ディープラーニング/早坂 吝
表紙はラノベ調ですが、王道ミステリーとAI要素が掛け合わされたという本作。
紹介してくださった男性は、Twitterや読書メーターから知ったそうです。
読みやすく、SF好きにもハマるとのこと。
AIものに対して、難しそうと考えていたわたしも、ちょっと気になりました!
津田梅子/大庭みな子
津田塾大学の創設者・津田梅子さん。岩倉使節団として渡米したとき、わずか8歳だったという話は有名ですよね。
著者の方が、偶然にも彼女の手紙を屋根裏部屋で見つけ、それをもとに書かれたそうです。
手紙という媒体と通し、生きている今から未来へ繋がっているのを体感できる、と仰っていたのが印象的。
しかし、この本は絶版!!!
どうにかして手に入れたいものです…!
余談ですが、この作品を紹介してくださった女性は、こういった女性像の作品がお好きなようでした。
せっかくなので、原田マハ 著『奇跡の人』を紹介したら、読んだことあります、好きです!と話が盛り上がりました。
高殿 円 著『政略結婚』もおすすめしました(笑)
たのしいムーミン一家/ヤンソン
午後の部の課題図書が『銀河鉄道の夜』だったこともあり、これを機に、子どもの頃に読んだ本を読み直したという男性の推し本。
わたしたちが知っているムーミンの概念を打ち壊すような作品です…!
その後、童話や教訓の話になったのは深かったです。
木のいのち、木のこころ 天/西岡常一
神社仏閣を修復する宮大工さんのお話。
ものを残すことは大事であり、残っていれば修復ができるという考え方は、確かにそうだよな…と思いました。
木は長く使うと2000年くらい使えるそうです。人間が操れるレベルじゃない…!
そのあとに樹木トークになり、この1日で木について詳しくなれた気がしました。笑
ジム・ローンの億万長者製造法/ジム・ローン
最後は、普段からビジネス本をメインに読むという男性の推し本。
人生のストッパーとして、いろんなことに気づかせてくれる本と仰っていました。
タイトルは嫌いだったけど、いつも持ち運び、自分が立ち返る本とのこと。
1番読みたいページが破れていて、もう1冊購入したという話を聞き、ミステリー好きは「この破れたページをもとに、小説ひとつ作れる」という妄想トークに発展しました。笑
そのあとには、日本人の固定概念に縛られた生き方の話にまで飛躍し、参加された方々の話の幅の広さに驚きました…!
まとめ
今回初めて参加させていただきましたが、まず、参加してよかったという言葉に尽きます。
#わたほん で書評を書き、Twitterでは読書アカウントを作っていることで、常に本を受け入れる姿勢だと思っていましたが、いつもとは違う位置からの本との出会いは、とても新鮮でした。
「この本のここが良い!」とキラキラした目で語ってくれる大人は信頼できる、と勝手に思っています(笑)
こういう機会を設けていただけること、感謝します。
次回の名古屋開催は9月頃とのことで、そのときにまた、推し本を準備して参加したいです。
彩ふ読書会さん、そして一緒にお話させていただいた方々。ありがとうございました!