こんにちわ。マコです。
みなさん、お仕事をしていてこんな悩みはありませんか?
- マーケティングってよく聞くけどはっきりわかっていない
- マーケティング をちゃんと説明できるようになりたい
- マーケティングを日常業務に活かしたい
この本をよめば、マーケティング思考を理解し、仕事で活かすことができるようになります。
目次
そもそもマーケティングとは?
マーケティングという言葉は、業界や使う人によってさまざまな定義がされている捉えどころのない言葉です。
しかしマーケティングという考え方は、アメリカで始まりました。なのでここではアメリカマーケティング協会の定義を引用します。
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
簡単にいうと、「だれに、何を、どのように届けるかを定義し、実行する」事だと解釈できます。
マーケティングと聞くと、難しいイメージを持つかもしれませんが、誰もが自然とマーケティング(思考)を行っていることもあります。
マーケティングとは社会活動そのものであり、企業の活動全般に言えることなのです。
マーケティングの歴史
マーケティング1.0 「製品中心」
1950年代、モノも情報も不足していたためどんな製品も、作ったら作った分だけ売れる、大量生産・大量消費の時代でした企業が中心となって、製品を作っていたことから製品中心と呼ばれています。
マーケティング2.0 「消費者志向」
1970年頃には、世の中にモノがあふれるようになり、消費者が製品やサービスを選ぶ立場に逆転します。企業は、消費者が欲している製品やサービスがなにか?と消費者の志向を考え、マーケティング活動に反映することが求められるようになりました。
マーケティング3.0 「価値主導」
1990年頃から、インターネットが一般にも普及し、消費者は自ら情報を入手できるようになります。(口コミやレビューなど)製品やサービスの機能や性能が優れていることは当たり前になり、消費者は、製品自体のクオリティだけではなく、製品やサービスを購入することで、自分がどんなベネフィットや価値を享受できるかという点が重要になります。企業は、消費者に価値を提供することを目的にマーケティング活動を行うようになります。
マーケティング4.0 「自己実現」
そして2010 年ころから現在は、自己実現の時代と言われています。消費者の物質的欲求はほぼ満たされ、ソーシャルメディアの投稿や「いいね」を通して、承認欲求欲も満たされるようになりまし
た。その結果、我々は今、最後の欲求段階にある「自己実現」のフェーズに入っています。企業は、消費者がどういった自己実現を求めているかのニーズを顕在化し、製品やサービスを通して提供するマーケティング活動を行っています。
マーケティングのステップ
ステップ1:顧客を定義する
マーケティング思考の基本は、「相手から」考えることです。なのでまず最初にすることは顧客は誰かを定義することです。
マーケ思考がない顧客は、「自分たちは何が作れるか?」と、「自分たちから」考える癖があります。しかし今の時代はそれでは商品・サービスはお客様に支持されにくいと言えるでしょう。
相手を定義するときには、ペルソナやカスタマージャーニーなどの手法が有効です。
ステップ2:価値を定義する
顧客が定義出来たら、その顧客に提供する価値を定義します。
その顧客にどんな価値が提供できるのか、それは物質的な価値や情緒的な価値など様々あります。
ポジショニングマップやセグメンテーションといった手法を活用して自分たちの価値を定義していきます。
ステップ3:価値を伝える
マーケティング活動において価値を伝えることは義務であるとこの本では言っています。
商品・サービスをつくれば後は勝手に売れていく時代ではありません。しっかり伝えることもやっていく必要があるというわけですね。
価値を伝えるプロセスには3段階あります。それは「覚えてもらう」「好きになってもらう」「選んでもらう」という段階です。
伝えて、最初から好きになってもらう事や、他社よりも自社を選んでもらう事はあまりありません。
まずは覚えてもらうこと。そこから始めてみましょう。
最後に)マーケ思考は人生にも生かせます!
マーケ思考の基本である「相手から」考えるという姿勢はビジネスだけでなく、プライベートでも活かせます。
常に相手に寄り添い、相手の役に立つことをゴールにする。
これがマーケ思考で生きる=マーケターのように生きるということです。
僕にはこの生き方が素敵な生き方のような気がします。
参考になれば嬉しいです。
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