-
世界から文字が、言葉が消えていくとしたら。 筒井康隆 著 『残像に口紅を』
はじめに 初めてのかたははじめまして、そうでない方はこんにちは。環です。 本日は、筒井康隆さんの「残像に口紅を」をご紹介します。 読後... -
“友情”をどう考えるか。 武者小路実篤 著 『友情』
こんにちは、環(@echo3i_r)です。 今日の書評では武者小路実篤の代表作『友情』をご紹介したいと思います。 この『友情』は、今... -
世界で一番美しく、さみしい魚。マーカス・フィスター 著『にじいろのさかな』
みなさま、こんにちは。コメダワラと申します。 本日は、世界的にも有名なマーカス・フィスター 作・谷川俊太郎 訳『にじいろのさかな』をご紹介... -
「推し」はあたしの「背骨」 宇佐見りん『推し、燃ゆ』
突然ですが、あなたには「推し」はいますか? アイドルや俳優などの芸能人でしょうか? それともスポーツ選手やアニメキャラクターでし... -
【特集/人生に影響を与えた3冊】この本を読んだから私は私になった のい
こんにちは、のいです。少し秋らしくなってきましたね!秋はおいしい食べ物が多い季節なので楽しみです。 今日は特集に参加し、人生に影響を与... -
恋愛の楽しさと儚さを両方教えてくれる物語 辻仁成 著『サヨナライツカ』
「君は死ぬときに、誰かを愛したことを思い出すかな、それとも、誰かに愛されたことを思い出す?」 サヨナライツカはタイ・バンコクを舞台に繰り広... -
事実と真実は違う。凪良ゆう『流浪の月』
2021年になって初めての書評です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 毎年1月になると楽しみにしていることがあります。 ... -
意外な熱さに感動。若林正恭 著『社会人大学人見知り学部卒業見込』
こんにちは、のいです。ここ何週間か、色々な本をいっぺんにノロノロと読んでいたため、どれも中途半端な進み具合になってしまいました。そのため何を... -
恋は罪悪ですよ。 夏目漱石 著『こころ』
こんにちわ、今回書評を書く1冊は夏目漱石の「こころ」です。 日本を代表する文豪とも言える夏目漱石。その中でも普及の名作と言われ続ける「... -
さまざまな愛のかたちがここに 平泉春奈『愛のかたちをまだ知らない』
イラストレーター平泉春奈(@hiraizumiharuna0204)さんをご存じでしょうか。 2018年頃からInstagramをメイ... -
1つの恋が世界を救う。有川浩『塩の街』
「もしこの世界が終わってしまうなら、あなたは誰と一緒にいたいですか。」 何気なく変わり映えのない日常を送っていた時には、この問いを考え... -
生と死のはざまの激情を描く、ほの暗い短編集 三浦しをん 著 『天国旅行』
はじめに 初めてのかたははじめまして、そうでない方はこんにちは。環です。 本日、ご紹介するのは三浦しをんさんの短編集、『天国旅行』で... -
【5月企画/名言特集】どうせ、愛は間違える―F著 『真夜中乙女戦争』
名言企画も終盤に入って来ました・・・! 今回は今Twitterで話題の、Fの著作『真夜中乙女戦争』より。 前作の16万部突破エッセイ... -
愛とその代償。 J・ティプトリー・Jr 著 『たったひとつの冴えたやりかた』
タイトルだけは知っているけれど、読んだことはなくあらすじなど詳しいことは知らなかった、『たったひとつの冴えたやりかた』という小説を本日はご紹... -
氷詰めの息苦しさを、感じているあなたへ。 辻村深月 著 『凍りのくじら』
こんにちは、環(@echo3i_r)です! 今日は辻村深月さんの小説『凍りのくじら』を紹介したいと思います。 「誰か... -
ぶつかり合うから、音楽は輝く。感動の吹奏楽小説!額賀 澪 著『風に恋う』
以前、額賀 澪さんの『屋上のウインドノーツ』の書評でも書きましたが、ここ2年半ほど、アルトサックスを習っています。すーちゃん(@suexxs... -
すれ違う魂の物語。江國香織 著『落下する夕方』
みなさま、こんにちは!コメダワラ(@pantokome_)です。 近頃、お昼時の気温に油断して薄着で出てしまい、夜の容赦ない寒さに凍え... -
ネガティブは弱みじゃなくて強み。実際に読んで自分が変われた本3選
「あなたはネガティブですか?それともポジティブですか?」 こんにちは、新垣才です。 僕は以前、自分の経験をもとにした、 「ネガ... -
全女子必見。ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ 著『選ばれる女におなりなさい』
こんにちは、ノンノ(@nonno_osaki)です。突然ですが私の憧れの女性はデヴィ夫人です。というのも以前、仕事の関係でデヴィ夫人がゲスト... -
空のめぐりのめあて。宮沢賢治 著『双子の星』
あまのがわのにしのきしを、 すこしはなれた そらの井戸。 みずはこころ そこもきらら、 まわりをかこむ あおいほし。 夜鷹ふくろう ... -
官能の世界を味わい尽くす。村山由佳 著『ミルク・アンド・ハニー』
はじめに 村山由佳 著『ミルク・アンド・ハニー』を読みました。 (今回の書評はR-18なので、苦手な方はUターンでお願いします…) ... -
本当の自由を獲得するために、わたしは飛ぶ。原田マハ 著『翼をください』
こんにちは。すーちゃん( @suexxsf )です。 今日は、原田マハ 著『翼をください』を紹介させてください。 わたしのお気に入り... -
最強の少女漫画はこれだ! 美内すずえ 著「ガラスの仮面」二人の王女編
皆さま、お久しぶりです。書評書くの半年ぶりです。書評読むの楽しみと言ってくださった方もいたのに、すみませんでした。ぼちぼち復帰します。 ... -
夏のノスタルジックな思いがつのる。 佐藤多佳子 著 『サマータイム』
こんにちは、環(@echo3i_r)です! 梅雨も明け、季節は夏。私は暑さに弱いので、夏は苦手です。 しかし! 私は映画や小説のなか... -
闇夜を照らす、月の光。辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ』
はじめに 今日は、1年に1度は読み返していて、わたしが1番好きな小説を紹介したい。 辻村深月 著『子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社... -
ほんとうのさいわいを探しに行く― 宮沢賢治 著 『銀河鉄道の夜』
「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったね、どこまでもどこまでも一緒に行こう」 こんにちは、みき(@_miki972)です! 夏に... -
孤独と孤独が出会い、光が生まれる。川上未映子 著『すべて真夜中の恋人たち』
こんにちは、環(@echo3i_r)です! 空気が少し痛いくらい冷たくて、静かで、どこか寂しい… そんな冬の夜にぴったりだと思う大好... -
あの映画の原作!東野圭吾 著『マスカレードホテル』
こんにちわ、さっちーです こんにちわ、さっちーです。 先日生まれて初めて親不知の抜歯をしました。ちょっと難しい親不知らしく、... -
あの頃の思い出がここに。森 絵都 著『アーモンド入りチョコレートのワルツ』
こんにちは!すーちゃんです。 年始のご挨拶 遅ればせながら… 明けましておめでとうございます! 1月も今日で終わりですね。1ヶ月早す... -
爆笑確実エッセイ!西 加奈子 著 『この話、続けてもいいですか。』
常々気になっていたことがあるんです。 ちょっと聞いてもらってもいいですか。 外国人の、あだ名の付け方ってあるじゃ... -
人は、一度めぐり合った人と二度と別れることはできない―大崎 善生 著『パイロットフィッシュ 』
「人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。」 今まで出会った人、関わってきた人、 家族、友達、恋人、過去の人・・・ ... -
才能って結局何なのか? サマセット・モーム 著『月と六ペンス』
こんにちは、のいです。今日は、私の好きな小説ランキングトップ3に入っている、イギリスの作家、サマセット・モーム(1874―1965)の「月と... -
【新米ママが厳選】産後ママにおすすめの本5選
こんにちは、ノンノです。 2000年5月にはじめての出産をして、ママになりました。 現在、8か月の女の子を育てています。 ... -
現代における結婚観、人生観を問う。 辻村深月 著 『傲慢と善良』
こんにちは、環(@echo3i_r)です! 今回は辻村深月さんの『傲慢と善良』をご紹介します。 近い将来、この本が“婚活本”扱いされるよ... -
また、みんなに会えた。J.K.ローリング 著『ハリー・ポッターと呪いの子』
こんにちは。のいです。 2019年の最後は「ハリー・ポッター」シリーズの続編的立ち位置の、「ハリー・ポッターと呪いの子」をご紹介させて... -
”乙女のカリスマ”が綴る究極の恋愛小説。嶽本野ばら 著『ミシン』
はじめまして。 8月からわたしの本棚で書評を書かせて頂くのんのと申します。 最初の書評、どの本について書こうか悩み、わたしの人生に大きく... -
【夏の本特集】島で暮らす最後の夏。辻村深月 著『島はぼくらと』
7月の後半企画、「夏の本」特集。 何を紹介するか、めちゃくちゃ迷いました。 本棚とにらめっこして、「これ、舞台は夏だったはず」「いや、ホ... -
京の町をずんずん歩く乙女の物語―森見登美彦 著 『夜は短し歩けよ乙女』
夜の帳が落ちて、居酒屋から漏れる明かりが暖簾をぼんやり照らしている。 周りをみれば、四方八方赤ら顔の人たちが、何がそんなに面白いのか楽... -
私の本の読み方
新年あけましておめでとうございます。私がわたほんのメンバーとなり2回目のお正月です。 みなさま、素敵なお正月を過ごされていますか? ... -
あの有名ミステリー作家のデビュー作!東野圭吾 著 『放課後』
代表的なミステリー作家の東野圭吾さん。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズなど多くの作品がドラマや映画化されており、普段小説を読まない方でも... -
どうして、わたしにはお金がないのだろう。畑野智美 著『神さまを待っている』
こんにちは。すーちゃん(@suexxsf)です。 プライベートで忙しく、お久しぶりの投稿となります。 はじめに 皆さん、お金への不安は... -
野心と努力、高望みで人生は変わる。林真理子 著『野心のすすめ』
2018年NHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』の原作者でもある、林真理子さんの『野心のすすめ (講談社現代新書)』を紹介します。 私は... -
これぞ!東野圭吾ミステリー 東野圭吾 著『十字屋敷のピエロ』
このわたほん読者の中には「東野圭吾が好き!」という東野圭吾ファンが多くいらっしゃることと思いますが、私もその一人、東野圭吾さんの作品が大好き... -
四者四様、姉妹が選ぶ道は。L.M.オルコット 著『続 若草物語』
皆様こんにちは、のいです。今日の書評は「続 若草物語」です。「若草物語」ではありません。 はじめに さて、のっけからオタクな感じ... -
【わたしの本の楽しみ方】読書をするときのとっておきのメモ術!
6月の後半企画は、 『わたしの本の楽しみ方』ウィーク! 先日、わたほんライターで企画会議をした際に、 「併読派か、それとも1冊読み... -
自分の人生を他人ごとのように生きてみるー森絵都 著『カラフル』
自分が自分であることに肯定できない時、 周りで起こることに重たく受け止めしんどくなってしまっている時、 落ち込んでし... -
”あたりまえ”って、嬉しい。魚住直子 著『クマのあたりまえ』
みなさま、こんにちは!コメダワラと申します。 この頃一気に寒くなり、「もうすぐ動物たちも冬眠の準備を始める頃かなあ」と考えていたらとっ... -
思い出の宝箱をそっと 中勘助 著『銀の匙』
こんにちわ!最近往年の名作を読むのにハマっています。 私の家の近くには蔦屋書店があるのですが、そこで11月に面白い企画をやっていました... -
悩みを解決!林 真理子 著 『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』
このピンクのスーツの女性、中島ハルコは、最強にして最高のオバハンであるー。 こんにちは、tsuki(@tsuki1188)です。 ... -
AV監督が語る「自己受容」のあり方とは。二村ヒトシ 著『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』
こんにちは、もるです! 今回紹介するベストセラーの、二村ヒトシ著「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」ですが、 著...
コメントを残す