こんにちわ。ご無沙汰しています、マコ@管理人です。
わたほんで書評を書くのが久しぶりになってしまいました。
この間、新メンバーが入ったり、サイトデザインをプチリニューアルするなど色々やってきました。
仕事も少し落ち着いてきたのでまたコツコツ書評を書けるといいなと思っています。
今回紹介する本は、西野亮廣さんの新・魔法のコンパスです。
現代で楽しく仕事をするヒントがたくさん書かれています。そんな中で心に残ったビジネスアイデアやヒントを一挙ご紹介!
それでは早速見てみましょう!
全文書き直しの文庫本
この本は、2015年に発売された魔法のコンパス=単行本を、文庫本にしただけでなく、全文書き直しをされたとのこと。
単行本を持っている方でも読み直してみることをお勧めします。
関連書評:
1時間で読めることもメリット
最近の人たちはゆっくり読書をする時間がありません。「現代人の時間の使い方」から「読書」というものを考えてみたとき、1時間で1冊が読み切れる!ことが重要。西野さんはそう考えています。
長い本を最後まで読み終えることが現代人にはできないのです。
この新・魔法のコンパスは上記のように「読書時間」も考え抜かれています。
「ニュースを出すな。ニュースになれ」
西野さんが得意な話題の一つ、「広告」についてです。
どんな事業でも「集客」は重要な課題です。一般的に広告さえ打てば集客ができるという時代ではなくなり、
「広告効果がない広告」と「広告効果がある広告」に分かれます。
この本ではそれを常に認識し、「ニュースを出すこと」じゃなくて「ニュースになること」が大切と説いています。
その為には、「お客さん」が主語になるように設計すること。
これはどういうことか問うと、発信した情報を受け取った人=お客さんの(SNSなどの)発信力を使うように設計すること。
例えば、西野さんはビジネス書「新世界」を発売する際、新聞広告にプロローグを全文公開しています。
そうすることで広告が読み物に変わり、読んだ人たちが感想をSNSで発信できる。
「単に広告をうてばいい」のではなく、情報を受け取った人の行動まで設計するのです。
人間は知らないものを嫌う
クラウドファンディング、オンラインサロンなど新たなITサービスが生まれ、近年利用者たちが増えています。
しかし西野さんはすでに7年前からクラウドファンディングやオンラインサロンも始めています。
世の中に新しいサービスや価値観が生まれたとき、「まずは使ってみる層」と、「詳しく知らないまま敬遠してしまう層」にわかれます。
大半が後者かと思います。敬遠してもいい。ただし知らないままではなく、しっかり調べて理解した上で利用しない・敬遠するということにしないとチャンスを逃すよということをこの本では説いています。
まとめ
この本は1時間くらいで読めて、現代の革命家ともいわれる西野亮廣さんの頭の中を垣間見ることができます。
そこには普段の生活では得られない気付きや視点があるでしょう。
サクッと読めてなるほどーと思わせてくれるので気軽に手に取ってみてください。
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