メリークリスマス!
どうも、マコ@管理人です。
今日は12月24日、クリスマスイヴですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
僕は午前中に1件だけ仕事をしてきましたが、午後からは家でゆっくりと過ごし、夜は家族でチキンやケーキでも食べて過ごす、いつもと変わらないクリスマスを過ごしています。
今日紹介する絵本は家族で読みながら、人の温かさについて考えることができる1冊です。
毎日忙しく過ごしているあなたも、この本をきっかけに子供たちとゆっくり語り合ってみてはいかがでしょうか。
あらすじ
主人公のポンポンポンチョの職業は本屋さん。
でもいつもみんなのお手伝いをして、自分のことはあとまわし。
おかげで本屋はガラガラ。(閑古鳥が鳴いている)
でも全く気にせず好きな読書に夢中になり、ついには売る本に折り目を付けたり線を引き気付いたことをメモします。(しるし本のできあがり。)
「こりゃ、売り物にならないや。」
そう思っていたところにお客が現れ・・・

しるし書店
この絵本の作家、にしのあきひろさんとは、キングコング西野亮廣さんです。
西野さんはご自身のオンラインサロンからしるし書店というWebサービスを生み出し、運営されています。
しるし書店とは自分が読んだ後(角を折ったり、線を引くなど)、つまり「しるし」を残した本を販売したり購入することができるサービスです。
以下、西野さんの文章から引用(https://camp-fire.jp/projects/view/24608)
本は、一度読んでしまうと値段が下がってしまいます。
BOOK・OFFとかに売られる、あれです。ただ、
“どこの誰だか分からない人が読んだ本”と、
“SoftBankの孫さんが読んだ本”が同列で扱われて、同じように値段が下がってしまうのには少し違和感がありまして、
もっと言っちゃうと、孫さんが読んで、孫さんが付箋を貼ったり、線を引いたり、メモを書いたり、そういう”しるし”を入れた本は、むしろ、定価より高い値段でも手に入れたい人がいるのではないでしょうか?そして、その人達が欲しているのは、本そのものもそうですが、
「孫さんが何故この本を選んだのか?」
「孫さんがこの本のどこを面白がったか?」
という”孫さんの視点”ではないでしょうか?僕は、”自分の人生に影響を与える人の視点”には価値があると考えました。
ほんやのポンチョは、そんなしるし書店を絵本にした素敵な世界なのです。
おとなが学べる内容も盛りだくさん
この絵本は大人が学べることもたくさんあります。
✓好きなことを夢中でやっているとどうなるか。
✓本当に大切なものは何か?
✓大切なものを大切にし、好きなことを夢中でやって、自分のことを後回しにしたらどうなるか
こういったことに気付きを得られるのではないでしょうか。
やさしくあたたかな世界観
この絵本でにしのあきひろさんが表現している世界観はとてもやさしく、あたたかいです。
キャラクターたちも愛らしく、とてもやさしい笑顔をしています。
ぜひ親子で読んでほしい1冊です。
おまけ
ほんやのポンチョがアマゾン限定で別の本「新世界」の表紙になっていますよ!(2018年12月24日時点)