西野亮廣、その視線の先にあるものとは。西野亮廣 著『新世界』

こんにちは、まき貝。です。

本日は、約10日ほど前に発売された新作をご紹介いたします。

西野亮廣さんが一点を見つめた表紙。
『新世界』
彼の見つめる先、新世界とは。


生まれて初めて、サイン本を購入してみました・・・!

 

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西野亮廣さんについて ~キオクとイマ~

 

皆さんは、本作の著者 西野亮廣さんをご存知でしょうか。

キングコングというコンビ活動が印象的だという方もいれば、日本最大級のオンラインサロン、「西野亮廣エンタメ研究所」の主宰者としてのイメージを強くお持ちの方もいるでしょう。
否、彼のことを全く知らないよという方もいらっしゃると思います。

私は、キングコングが流行り、そしてテレビから消えていくのをリアルタイムに見ていた世代です。

約20年前とまではいきませんが、キングコングは、本当によくテレビに出ていました。
「はねるのトびら」という番組をリアルタイムで観ていた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

短期間で絶頂を極めた彼ら。
決して楽をして人気を得たわけではありません。
ですが、そのスピードからか、世間から段々と厳しい視線を向けられることになります。

それは芸能界とは遠く離れた、一般人にもはっきりとわかる、そんな顕著な変化でした。

「キンコンってイタイよね」
「なんとなく嫌い」

私のまわりでも、ふとした瞬間にこんな会話がなされていたように思います。
では、なぜそんなアンチコメントを寄せられるのか、なぜ嫌いなのか、その理由を問われたら、「答えられない」、あるいは「ただなんとなく」という方も、当時は多かったと思うのです。

芸能界だけでなく、一般人の無責任な批判コメントの一つ一つが重なり、大きなうねりになった結果、キングコングはアンチまみれになってしまったのではないかとも思います。

テレビに出ても、テレビに出ていなくても叩かれる。

そして、ふと気付いた時、彼らはテレビから消えていました。
テレビで観なくなると、「あいつら終わったね」とか、「見なくなったよね、干されたのかな?」と思われてしまうのが常なところ、どうやら西野亮廣さんは違っていたようです。

彼は、その間、
絵本を描き、
個展を開き、
イベントを開催し、
会員数13,000人以上の日本最大級のオンラインサロンの主宰者となり、
そして今、エンタメで世界を獲りにいこうとしているのです。

『新世界』ってどんな本?

 

西野亮廣さんの本は、
『魔法のコンパス』→『革命のファンファーレ』→『新世界』と、順を追って読むとより分かりやすいのですが、この本からスタートしても全く問題ありません。

「お金」の過去、現在、そして未来の在り方について。
オンラインサロンについて。
そのオンラインサロンで生まれたもの、これから生まれるもの、新世界へのビジョンを見ることが出来ます。

クラウドファンディングって?
オンラインサロンって何だろう?
どんな活動してるの?
しるし書店って?

という方々から、

オンラインサロンに入ったけど、まだちょっとよくわからなくて・・・。
レターポットって言葉は聞くけど何に使うものなの?

という方まで、楽しみ、そして学べる内容です。

理解できないものを理解する努力。

先進的な内容が網羅されたこの本。

この内容を老若男女、多岐に渡って読んでほしいと感じています。

何故なら、小難しい言葉を使った経済書籍とは異なり、わかりやすい端的な言葉でお金の流れや信用の重要性、経済書と言っても過言ではないような学びの多くが収められているからです。

今、お金についてこんな考え方があるんだ、
オンラインサロンなるコミュニティが存在するのか、という「事実」を知ってほしいのです。

いいかい?
理解できないものを批判することは簡単だ。
でもね、
キミに守りたいモノがあるのなら、
今のキミが理解できないものを批判しちゃダメだ。
理解できないものがキミの目の前にきたら、その時は、
理解する努力を選択するんだよ。
今日からやれるよね?
キミならやれるよ。

人生100歳の時代に突入する中、西野亮廣さんの考え方はなにも若者だけに限定された考えではないのです。
ご高齢の方のオンラインサロンがたくさん出来る可能性だってあるのです。

社会人の皆さん。
新しきを全く知ろうとせず、自身の経験則ばかりで物事を測り、そして批判をしてくる上司たちにうんざりしたことがあるのではないでしょうか。

もし、上司も部下も新しいことを知る努力を怠らないコミュニティだったら、会社がとても楽しそうですね。
ワクワクしそうです。
理解できないものへの「理解する努力」は、老若男女問わず必要なことで、その姿勢が互いに見えることでコミュニティも上手く流れていくのではないか思います。

この作品が「本」で出版されたことの意義。

私はこの本が紙媒体の「本」という形で出版されたことに意義を感じています。

西野亮廣さんのオンラインサロンのメンバーの方や、ブログをマメにチェックされている方にとっては、もしかすると目新しい内容は少なく感じたかもわかりません。
Amazonの評価には少数ではありますが、そんな評価もありました。
でも、Web上だけでの展開では老若男女への広い展開には厳しいものがあります。
何故なら、一定数の割合で「PC苦手、スマホ苦手」という方々がいらっしゃるからです。
私はこの『新世界』という本を多くの人、とりわけ自分よりも年上の方に読んで欲しいなと思っています。

そんな時、「本」という媒体は内容がどんな先進的なものでも、多くの人に展開できる素晴らしいツールであることを実感します。

最後に~治癒と新しい一歩~

キミは今、どこにいる?

一歩踏み出したいけど、踏み出せない場所にいるのかな?
変わりたいけど、変われない場所にいるのかな?

そりゃそうだよね。
メチャクチャわかるよ。
一歩踏み出した人間が、こうしてボッコボコに殴られてるんだもんね。
怖いよね。

どうして、挑戦すると、めいっぱいバカにされて、めいっぱい殴られるんだろう?
どうして、挑戦を止められてしまうんだろう。
悔しいな。
おかしいよね。
誰にも迷惑かけてないじゃないか。

本作で、一番最初に涙がこぼれた所です。
その後も、涙が溢れ、前が見えなくなることが何度かありました。
ビジネス寄りのこの本で、なぜこんなにも涙が出るのか。

読み進め、そして読了するとき、気付いたこと。
それは、自分の傷が癒され、再生されるような感覚になっていたことです。

私も人と違うことをして、馬鹿にされたことがあったっけ。

大人になってからも、誰にも助けてもらえないことがあったな。
「こういうことがまかり通るのか」って、絶望したこともあったっけ。
今はもうネタに出来るけども。
孤独だった。
自分の無力さや無知さが、可動域をどんどん狭めてしまって、逃げ場所が見つけられなかった。
逃げるという選択肢も無かった。

忘れているようで、人は傷ついた記憶を体のどこかで覚えています。
だから、一歩が踏み出せません。
また傷つくのが怖いから。

本作の「おわりに」で西野亮廣さんは励ましの言葉だけでなく、
ご本人や相方の梶原さんのご経験があったからこその「選択肢」も読者に与えてくれます。

学びの書としてだけでなく、励ましと一歩進む勇気をもらえる一冊です。

どうぞ、お手に取ってみてください。
きっと動き出す「きっかけ」になると思いますよ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

神奈川県在住、都内勤務の会社員です。 ■大好物 ・小説(主にミステリー、食事が絡むもの) ・ビジネス書 ■読書=時空を超えた旅。 たくさんの人生を疑似体験できる読書は、私にとって「時空を超えた旅」のような感覚です。 読み終える頃になると、登場人物達との別れに寂しさを感じてしまうほど、物語の世界に入り込んでしまいます。 ■#小説メシ 小説に出てくる料理を再現してみるのが好きです。