不器用に生きている、すべての女子へ。中島桃果子 著『魔女と金魚』

 

はじめまして!

10月からわたほんの仲間入りしました、シオリ(@shio_bookmarker)です。
よろしくおねがいします!

記念すべき1記事目は細胞レベルで共鳴する作家、
中島桃果子さんの『魔女と金魚』をご紹介します。

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一度は思ったことありませんか?

”魔法がつかえたらいいのに…”

赤いリボンに大きなホウキ、海の見える街で頑張っている少女に
思いを馳せたことがありませんか?

そんなあなたへ、もうひとりの魔女のお話を。

 

あらすじ

 

無色透明のビー玉の囁きを聞いて、占いをしている魔女の繭子。
浮気調査に未来予想、たいていのことは見えるのに
自分のことはからっきし。
自分の恋もままならず、仕事にも影響でちゃったりして。

そんな繭子の成長物語です。

 

ときめきに溢れる、活字の世界

もう、すべての女子へ届けたい。
表紙からすでにときめき溢れるこの作品ですが、
表紙の先には抱えきれないほどのときめきだらけ!

金魚に色鉛筆、お花屋さんと夫婦で食べるバニラアイス、
お砂糖、とどめに魔法。もうとんでもないときめきアイテムたち。

甘いキュートなアイテムがたくさん出てきます。
街の設定さえもキュート。(これはどうしても単行本で確認してほしい)

 

魔女の話だし、こんな甘いものばかりでそれはそれは
ファンタジーなお話なのでは?

いえいえ、中身はどこまでも現実なのです。
繭子をはじめとするさまざまな登場人物。
彼らの抱える想いに、共感する部分が必ずあるはずです。

 

心に届く、言葉の数々

中島桃果子作品にはたくさんの素敵な言葉たちが存在します。
詩的な表現をする部分もあり、
苦手な方もいらっしゃると思いますがこれこそ、

中島桃果子の最大の魅力。

あまりにも自然に、頭に心に染みてくる表現なのです。

ああ誰か。「外は雨だね」と言う前に、
泣いているのですかと、それすら訊かずに、そばに座って。

叱ったり、励ましたり、
弱いなともどかしがったりせずに。

 

「いつも思ってたのよ、
自分が心から願うことに裸足でまっすぐに駆けていきたいって。
汚れることを恐れることなく」

 

魔女を夢見る想子の歌と、繭子をとりまく女性の言葉。

そう、そうよね。って私の中の女の子も頷くのです。

この中島桃果子の言葉の湖を漂う感覚は、
一度味わうと忘れることのできない快感です。

寄り添ってくれる一冊

 

恋も仕事も中途半端。
わかっているのに逃げちゃうし、いつまでだって甘えてる。
あたしって最低。

そう思ってしまうこともあります。
そんな女の子へ。
お守りになる一冊を。

希望と現実の狭間で、この物語が待っています。
繭子のダメさに触れ、彼女の勇気をもらってください。
花屋のおねぇさんが、あなたの話を聞いてくれるかもしれません。
((有名ブランドの取締役が笑い飛ばしてくれるかも))
想子があなたに、特別な呪文を唱えてくれるかもしれませんよ!

言葉の魔法使い、中島桃果子にあなたも触れてみては?

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