「貧困」は治らない病気?!西原理恵子 著『この世でいちばん大事な「カネ」の話』

イラストレーターとして、高須クリニックの高須さんの妻でもある西原理恵子さん。

去年出版された、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」で様々なメディアで取り上げられたり、セラーになった西原さんが
2011年に発売した『この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)』について紹介します。

「貧困」は治らない病気

「生まれて初めて触ったお金には、魚のウロコや血がついていたのを覚えている」

高知県の村で育ち、お金の無い地獄を味わった幼少時代。
高校を中退してしまい、どうにかしてこの負のスパイラルから抜け出すため、東京の美大に行くことを決める。
東京で、お金を稼げば「自由」を手に入れられることを知った駆け出し時代。

そしてやがて待ち受ける「ギャンブル」という名の地獄。
そして結婚をし、現在は2人のお子さんがいます。

金を稼いで、食べ物を買って食べる。食べ物をもらって食べたら、家畜と同じ。これでは、人が人で亡くなってしまう。

多くの場合、「お金がなくても、気持ちがあれば!」や、「お金なんてたくさん必要ではないよ」など
お金を生々しく語ることはタブーとされている風潮があります。

でも、理恵子さんの経験談とともに、

お金がないと自分に投資することができない。
頭も才能もあるのに、貧乏であることゆえに、自分にお金をかけられない。
大学にも行きたくても行けない。専門学校に通うこともできない。
そしてまともな職につけない。それが親子代々続くという負の連鎖にはまってしまう。

お金がないということの悲惨さ、豊かさについて書かれています。

 

自分で「カネ」を稼ぐことは、自由を手に入れること

 

どこかに、自分のしっくりくる世界がきっとある。
もし、ないとしたら、自分でつくっちゃえばいい。
働くということは、つまり、そういうことでもあるんじゃないかな。

「イラストレーターで月30万円稼ぐ!」と美大在学時代から、自分で仕事を取って来た理恵子さん。
自分のしたいこと・好きなことでお金を稼ぐことの難しさ、
自分でお金を作ることの経験

の大切さが書かれています。

生きていくなら、お金を稼ぎましょう

お金の大切さ、自分で生きていく力をつける大切さのエッセンスがたくさん書かれています。
仕事観、人生観にとても刺激を受ける一冊になっています・・・!

ABOUTこの記事をかいた人

鹿児島出身、関西在住。社会人2年目。 わたしの本棚 ライター 好きなジャンル:恋愛、ビジネス、エッセイ 好きな著者:江國香織、森絵都、東野圭吾、伊坂幸太郎、吉本ばなな、はあちゅう(敬称略) 商社でプロダクト関連のデザインのお仕事をしています。 書くこと、デザインすることをお仕事にしていきたく奮闘中・・・!