あのモーニング娘。やAKBの振り付けを担当してきた夏まゆみさん。
アイドルのドキュメンタリーなどやニュースなどで、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
若手の時代から一世を風靡するアイドルになる過程を育ててきた夏まゆみさんだからこそ
言える、「エースの概念について」が詰まっています!
エースと呼ばれる人は何をしているのか
「エース」と「センター」の違い
「エース」と「センター」の違い、説明できますか?
多くの人は、真ん中にいる人=センターでありエース だと思っていると思います。(私はそうでした・・・。)
しかしながら、夏まゆみさんは著書で
具体的にいうと、ここで使われている「エース」という言葉が、アイドルでいう「センター」という意味で使われているために生じている問題です。
「エース」も「センター」も、どちらも同じではないのかと感じた方もいるかもしれません。しかし、「エース」と「センター」はまったく違います。
と、全く違うものであると述べています。
夏まゆみさんがいうには、
「エース」とは、自分自身の実力や魅力を、発揮するべき場所で十分に発揮し、輝いている人のこと
AKBでいうと、センターのイメージが最も強いのは「前田敦子」さんだと思います。
センターは、チーム全体のポジションで、「チームの顔」となっている人を指し、そこには不向きが出てしまいます。
チームのイメージに沿うメンバーや、印象的でないと、チームの顔にはなりにくい現実がどうしても出てきてしまいます・・・。
しかしながら、エースの場合は違います。
エースと呼ばれる人は、上記で夏まゆみさんが仰っているように自分の適材適所や、自分自身のことをしっかりと知った上で輝いている人を指すと書かれています。
(1)自己を確立し
(2)自信を持ち
(3)前に向かって進む
エースとは、この3つを確立できている人だと、著書では書かれています。
人生に無駄なことはなく、人は輝く場所を持っている
日々の生活の中で、「こういう場合は、どうすればいいんだろう?」、「どういう役割を持つのが適切だろう?」などと考えてしまう人に、お勧めしたい本です。
誰もが知っているアイドルに潜んだ努力、自分の名で生きていく戦国時代のような環境で輝いているアイドルから学ぶことがこんなにもあるとは・・・!と、この本を読んだ後、アイドルを見る視点が変わりました。