住む世界をデザインする!ソーヤ海 著『都会から始まる新しい生き方のデザイン』

この本は、僕らが住む世界を変えるための招待状ー(著書より引用)

都会では、どうしても商品は単に消費されるだけのものとなってしまいがち。

この本では、人々が必要とする都会の環境で、飽くことのない消費習慣で溢れた町で、
人々の貪欲さで自然や健全な植物を脅している現実の中、世界中から集めた生き方・住み方のクリエイティブな例を紹介しています。

都会にいても、自然豊かであったり、地域のようなコミュニティだったり、
いろんな可能性を教えてくれる一冊です。

パーマカルチャーとは

パーマカルチャーとは、この著書のメインテーマであり、

「permanent(永久の)」と「agriculture(農業)」をつなぎ合わせた言葉です。
環境や生態系を破壊することなく、自然の豊かな恵みによって人間の必要性を満たす、様々な技術のことを指します。

一見、自給自足のような、田舎暮らしを想定されるかもしれませんが、
パーマカルチャーは、こうした持続可能な社会を作る取り組みを、
人間関係から、都会への問題点、そして文化まで、「デザイン」することだと本書では述べています。

では、その例を見て行きましょう!

 

”与え合い”で成り立つ経済ーGift Economyー

 

ギフトエコノミーとは、”与え合い”で成り立つ経済のことを指します。

僕たちは、こうしている今も、そういうギフトで成り立つ、ものすごく豊かな地球に住んでいるはずなのに、現実には、「あれが足りない」「これが足りない」と、”足りない精神”に取り憑かれ、振り回され、いつの間にか疲れ果ててしまっていないだろうか?

このような考え方に染まることで、いつの間にか、与えることを「損」と考えてしまうようになってしまう。
しかしながら、与えても減らない、自分の中にある豊富なものをギフトにして与えるのはどうでしょうか・・・?

そんな経済もあります!

 

ポットラック

 

ポットラックとは、持ち寄りごはんのことを指します。
参加者が好きな食べ物を持ち寄り、みんなで食べる。つまり、食べ物の「与え合い」の場。

 

美味しい料理を囲むと、心理的ガードが下がって会話が弾み、知らない人同士でも盛り上がる。
「自然農で育てた野菜の漬物です」とか、「いつもランチで食べている菓子パンです」とか、それぞれが自分の持ち寄った食べ物のエピソードを語って、好きなものをシェアしたり、生き方を分かち合ったりする機会を得る

このようなことから交流が生まれ、価値観やライフスタイルが見えてくることがあります。

このポットラックは、都会にいてもできるギフトエコノミーの一つです。

 

 

 

都会から始まる新しい生き方

 

都会にいても、自然や豊かさに溢れた生活を送るためのアイディアが詰まった一冊となっています。

海外の例から、日本の都会の例まで、
たくさん写真、図解付きで載っているので見ているだけでもワクワクします。

今、都会に住んでいて、でも田舎や地方に関心がある方、
今住んでいる土地で、何か新しい取り組みやチャレンジをしてみたい方、
そんな方に、きっと有益なエッセンスが見つかると思います!