立ち止まって内省する。小池龍之介 著 『しない生活 煩悩を静める108のお稽古』

こんにちは!はなこです。

突然ですが、イライラしてる自分にイライラしちゃうことってありませんか?

なんで私こんなことで怒っちゃってるんだろーって冷静になると、そのときの自分に恥ずかしさを抱いたり。

そんな気持ちを少しでもリセットしてくれる本をご紹介します。

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小池さんは住職さんで本も多数出版されています。手に取ったことがある方も多いのでは?

現代人はどうしても「する」ことに重きを置きがちで、それ故に悩むこともたくさんあると思います。

ふと立ち止まって考える時間を与えてくれるような本です。

「どちらが得か」で迷うのは心にとっての損

こうしようかな?

でもこっちのほうが相手に迷惑じゃないかな?

なんて買い物、待ち合わせ…どの選択肢がより得かを計算したがる欲望はいつだってとまりません。

そして精神と時間を消耗して疲弊してしまいます。

迷っているからには、いずれかの選択肢が決定的に優れているわけではないということです。つまり「より得なほう」を選べても、実はたいした差はない。

 

損得で物事を決めようとするとき、迷うときは心の損と胸に刻んでおきます。

煩悩の連鎖を自覚する

 

他人に腹をたてるとき、その人の①怒り(攻撃性)、②欲望(収奪性)、③愚かさ(無能性)の三種の煩悩のいずれかを察知して、それに対して怒っている。

具体的に見てみましょう。

◻︎嫌な言い方をされる、注意される

→相手が攻撃してくる

◻︎嘘をつかれる、約束を破られる

→相手が欲望を優先している

◻︎他人の失敗が許せない

→相手の愚かさが許せない

こんな風に自分が人の煩悩にイライラするときは、わたしの怒りの煩悩が連鎖していると自覚することがおすすめです。

「あ、わたし欲望に怒ってるんだな」と原因、結果がわかれば気持ちも落ち着くかもしれません。

精進料理がもたらすもの

精進料理って修行のための食事、味気ないものというような印象はありませんか?

あながち間違いでもないのでしょうが、職業柄かもしれませんが、はっとすることがありました。

精進料理は、脳に快楽の反応が生じる甘み、脂、たんぱく質の三要素が控えめにとられるため、快楽を感じるためのドーパミン受容体が酷使されすぎることもない。快楽の受容体を刺激しすぎて麻痺させてしまい、皮肉にも快感量が多すぎるがゆえ、満足できぬままに食べすぎたしまうのが現代人の姿です。

日々、おいしいかまずいかで判断していることが大半です。

毎日は難しいですが、ひと口の滋味を味わうことによる静かなの満足感を得ることも、心を整えていくひとつの手法なのかもしれません。

 

最後に

ページをめくるたびに、「あぁこれわたしのこと」なんて思わずにはいられません。

イコール煩悩だらけということかもしれませんが(笑)

そんなわたしもいると自覚するだけでも良いのかもしれませんね。

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ABOUTこの記事をかいた人

福岡県在住、発酵愛好家の管理栄養士。 好きな文筆家は江國香織、柚木麻子、平野啓一郎、東野圭吾、松浦弥太郎、服部みれい ジャンル問わずなんでも読みます。 本屋と図書館巡りが好き。 自分の気持ちに合わせてそのときに読みたい本を読む。  
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