めざしたいゴールはどこ? 柴田陽子 著 『コンセプトライフ』

こんにちは。発酵愛好家のはなこです。

私の憧れの女性の一人でもあるブランドプロデューサー柴田陽子さんの本をご紹介します。

次に紹介したい本はこれかなと思っていた矢先にNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で柴田陽子さんの特集があり、タイミングの良さに驚きでした。

この本自体は10年前に出版されたもの。私が手に取ったのも5年以上前ですが、番組に映る柴田さんご自身、会社が大切にしていることはここに書かれていることと変わっていなくて、軸がぶれない女性なのだとあらためて感じました。

想像力が大事

柴田さんが最初に就いたお仕事は秘書。

秘書は上司が気持ちよく働けるようにお手伝いすること、というのが仕事。上司が嫌だとか、服装に決まりがあるとかそんなことは秘書を務めていくうえで関係のないこと。

自分が何のためにここにいるのか。

どのお仕事でも柴田さんはそのゴール設定が明確だし、それに対する圧倒的努力と想像力が絶えません。

資料印刷なんて誰でもできることかもしれない。でも、資料印刷1つでもどんな風にその資料を見るのかで、ホッチキスで止めるのか、クリップにするのか・・・ちょっとしたことで受け取る相手の捉え方が全然違う。上司が気持ちよく仕事をするというゴールがあるからそれに忠実に行動しているだけです。

そう思うと、どんな仕事だってその先を見つめれば、魅力的なものに映るかもしれないと思いました。

 

最初にコンセプトがある

朝何時に起きるんだろうな。甘いもの食べるなら何時かな。健康に気をつけてるだろうから、夜はほとんど食べないだろうな。頭の中で自由につじつまを合わせるのがたのしい。現実の人でも、架空の人でも関係ない

 

過去に請け負ったお仕事をいくつか例に出されているんですが、

例えば、シュウウエムラのネイルブティック。

お客さんが来てくれるように、来てくれるようになるまでのストーリーを細かく設定し、エミコさんという架空の人物が生まれました。チームで動くとどうしても衝突が発生しますが、自己主張から正解を導き出すのではなく「エミコさんが喜ぶか喜ばないか」がチームとしての判断基準。

個人の意見ではなく、一歩引いたところから話し合いがなされることで、より説得力が生まれてチームとしても店舗のコンセプトとしても良い方向に進んでいくことをひしひしと感じさせられました。

 

理想を描く

私は理想のしばたさんに従って生きている。突発的に動くことなんてない。(中略)人からどう見られるのかということは気になる。気になるからこそいまのわたしがあると思う。

この本の中でとても好きな言葉です。

私にもいつも理想があって、理想に近い人の真似ごとをしてみたりします。

そして選択に迷ったときは、どっちを選んだら理想の私に近づくのかで考えます。

そうすることで、いまよりも少しだけ良くなっていくんじゃないかな・・・